添加物、農薬、化学肥料、精製された白砂糖、電磁波のリスクを知って、
それらをなるべく取り込まないように気をつけるようになりました。
遺伝子組み換え(油脂や添加物として入っていることが多い)、
遺伝子組み換え飼料を食べている動物の動物性食品、
動物の福祉が守られていない動物性食品も選ばないようにしています。
以下も私が購入や利用を避ける会社です。
●戦争編
- 紛争鉱物を使用している企業
- 軍需産業に投資している企業
- その他の形で、戦争に加担している企業
- ブラックな働かせ方をする企業
- 男女差別をする企業
- 熱帯雨林の森林破壊をしている、
もしくはこれに加担している企業 - 先住民への人権の迫害に加担している企業
- 合成海面活性剤や鉱物由来成分など、
使えば使うほど水と土を汚染する製品を作っている企業 - 製造時と洗濯時に水を汚染する化学染料を使用している企業
パッと思い浮かぶのはこんなところ。
全部避けるのはかなり大変です。
なるべく避けるようにしていますが、
難しいときは「ごめんなさい」と思いながら使うこともあります。
こういう問題に気づいている人たちが次にぶつかる問題は、
心の中に敵が増えていくことではないでしょうか。
ダメなものばかりが目に入り、腹が立つことが増える…。
外に出れば敵ばかりが目につくみたいな状態になった時期もありましたが、
最近は、心の中に敵を増やしても真の平和には近づけない
と思うようになりました。
たとえば、よく、大企業をみんなひっくるめて敵!
みたいにしている人たちがいます。
自然系の人たちに、イオンなんかに行く人の気が知れないとか、
スタバなんかなんで行くの?とか、非難されることがあります。
(私はイオンにもスタバにも普通に行く)
でも、イオンだってフェアトレードに結構前から取り組んでいたり(*)、
地産地消コーナーがあったり、消費者の認知度が低いために
見切り品コーナーに入ってもめげずにまたオーガニック商品を仕入れたり、
がんばってるなーと思うこともあります。
スタバでも、コーヒーのエシカルソーシングの割合を99%に到達させたり、
地道な努力が見られます。
*ご参考↓
フェアトレード―それは、お客さまの声で始まりました。大企業の中にいる個々人の中には、いい人たちもいると思うし、
2002年にお客さまから「日常生活を国際貢献と結びつけるパイプ役になって欲しい」との要望をいただいたのが始まりです。お客さまを主役に、イオンだからこそできる国際貢献の形として取組んだものが「フェアトレード」です。(イオンウェブサイトより)
厳しい状況の中で孤軍奮闘しているような人たちもいると思います。
だから、全員を敵扱いする姿勢を構えるのではなくて、
がんばっている人たちを仲間として支えていくほうが、
いい変化をずっと早く大きくできると思うのです。
これは、ダメなところに目をつむるということではありません。
ダメなところに対して働きかけももちろん必要だけど、
いいところも探してみれば意外とあるので、
それを応援して伸ばしていったらいいのになーと思います。
それから、自然系の人たちには、
問題に気づいていない人たちを見下す人もいます。
自分たちだって最初から知っていたわけじゃないし、
たまたま、まだ知らない人たちよりも
ほんの少し早かったというだけです。
それに、知っているなら、
なぜもっと効果的に伝えようとしないのだろう?
知らない人がまだ多いのは、
知っている人たちの努力が足りない
というのもあると思います。
知らない人たちをバカにしていても何も変わりません。
できることをしたほうが変化のスピードを速めることができるはずです。
大企業の人たちがいいことをできないことにも、
一般の人たちがいい選択をできないことにも、
もっと根本的な理由がある。
それが何であるのかを、ケース・バイ・ケースで丹念に考えながら、
ベストな解決策を試みることが大切だと思う。
大企業=敵VS「目覚めている」人たち=味方みたいな、単純思考ではなくて、
もっと複合的に解決策を提示できることが大事なんじゃないのかなぁ。