20160228

フェイスブックとツイッターの世界の違いについて。togetterのまとめから。

【旧暦睦月廿一日 雨水 次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)】

この3日間、フェイスブックにまつわる話を書いてきました。この先、どう付き合っていこうか悩ましく、ぐるぐると調べていたら、こんなまとめに遭遇。
togetterより
FacebookとTwitterが切り取る世界の違い
上記は、社会の考察などについてブログに綴られているちきりんさんがツイッターでつぶやかれていたものと、それに対する他のユーザーさんの反応とのやりとりをまとめたツイートログです。

ちきりんさんは以下のような本も書かれている方です。

自分のアタマで考えよう
(ちきりん・著/ダイアモンド社・刊)

ちきりんさんは冒頭で、ツイッターとフェイスブックは「世界Aと世界B」と思うくらいかけ離れた世界に見える、と切り出し、ユーザーと意見交換を始められています。

20160227

フェイスブックが嫌になってきたわけ

【旧暦睦月廿日 雨水 次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)】

フェイスブックでは、旧交が復活したり、初めて知りあった人とゆるくつながりが保てたり、素敵なお店やイベントを知ることができたり、重要な社会の動きや問題に目を向けさせてもらえたり、いいこともいっぱいありました。

でも、昨日も書きましたが、モヤモヤすることも多い。

だいぶ昔のことですが、こんな変なことがありました。

20160226

子どもの写真がフェイスブックに投稿されているのを見るたび、複雑な心境になります。

【旧暦睦月十九日 雨水 次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)】

フェイスブックを続けるかどうか、これまでも、どうなのかなーと思うことがちょいちょいあって、メリットとデメリット、両方を天秤にかけたら、実はデメリットのほうが多いんじゃないか、と思ったりもします。

子どもの写真や動画を載せているのを見るのも、うううーと苦しくなることの一つ。「それってどうなの?」と思ってしまいます。

20160223

知ってること、知らないこと、みんなそれぞれ違うからこそおもしろい

【旧暦睦月十六日 雨水 初候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)】

昨日は、見知らぬ男性に布ナプキンの話をしなかったからって遅れていると糾弾された話を書きましたが、これも、知識偏重型教育の後遺症かな、とふと思いました。

自然系の人たちが学ぶべき「科目」に、「食」「衣」「住」「性」「スピリチュアルなこと」「政治」「経済」「テクノロジー」など、いろいろとあって、その科目ごとの知識レベルで進んでいるとか、遅れているとか比較したり、競争したりという姿も見られます。

知ってるからエライとか、知らないからダメだとか、こういう分裂しか生まない価値基準って本当につまらない。

20160222

"オーガニック系男子"に「遅れている」と言われて。性をオープンに話すのも話さないのも個人の自由でしょ?

【旧暦睦月十五日 雨水 初候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)】

昨日、歪められた女性の性に、笑いとアートで立ち向かっているろくでなし子さんのことを書きました。

書きながらふと、代々木公園でのオーガニック系のイベントで起こった出来事を思い出しました。

たしか満月に収穫されたヘンプの商品だったかと記憶していますが、満月と何やら関係のありそうなネーミングの大麻の無染色の布が販売されていて、きれいな布だったので、「素敵だなー。何をつくろうかなぁ?」と眺めていたら、テントの奥から出てきた30代後半くらいに見える男性に、「布ナプキン、使ってますか?」と唐突にきかれました。

私は面食らってしまいました。布地を見ていただけなのに、なぜに今その質問!?

20160221

ろくでなし子さんのこと。思い込みで決めつけずに、本人の言葉を聞く大切さを教えてもらいました。

【旧暦睦月十四日 雨水 初候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)】

ろくでなし子さんのことを初めて知ったのは、翻訳を担当させてもらっている時事ものの媒体ででした。

3Dプリンタで出力可能な自分の女性器のデータを配布して、わいせつ物を不特定多数に配布した疑いで逮捕されたというニュースを訳すことになりました。(実際には、クラウドファンディングでプロジェクトの趣旨を理解して出資した人たちだけ配ったので、不特定多数ではない)

これは、英語学習者向けの週刊紙で、「子どもも読むものなのに、こんな生々しい記事をのせなくても・・・」と思いました。

そのニュースだけを見たら、「なんでそんなことすんの!?」と、正直、ものすごーく引いてしまい、気持ち悪いことをする人もいるものだと思いました。しかし、これが全くの誤解だったことが、しばらくして、偶然わかることになりました。

本当に、先入観や、流布されている情報のイメージで決めつけてしまうのは、ものすごく怖い。本人の言葉をきちんと聞かないと、本当のことはわからないと、ろくでなし子さんのおかげで、大事なことを学ばせてもらいました。

20160220

「有機JASだけが本当のオーガニック」という誤解

【旧暦睦月十三日 雨水 初候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)】

数年前、東京・青山のオーガニックレストランに入ったら、ランチョンマットとして敷かれていた紙に、

「有機JASだけが本当のオーガニックなのです」
有機JASマーク
とでかでかと書かれていました。そんなことはありません。全くの誤解です。

20160218

リモートワーク(遠隔ワーク)とオンサイトワークを比較

【旧暦睦月十一日 立春 末候 魚上氷(うおこおりにのぼる)】

地方へ移住する前から、会社など決められた場所に行かずに、好きな場所で仕事をする、というスタイルをとってきました。

移住前は、それだけだとお金が足りなかったので、パートタイムで会社にも通っていました。なので、東京時代は、半分はオンサイトワーク、半分はリモートワークで、両方のおもしろさも、難しさも味わいました。

リモートワークとオンサイトワークを一個人的な経験から比べてみたいと思います。

リモートワークのいいところはというと・・・

20160212

バーニー・サンダース候補が気になる。極左と報じられていますが、まともな筋金入りの市民派です。

アメリカの2016年の大統領選挙、予備選挙が各州で行なわれています。

アメリカの大統領は3期目を務めることが憲法で禁じられているため、オバマ大統領は今回の任期が最後になります。民主党候補者は、ヒラリー・クリントンさんとバーニー・サンダースさんが接戦となっているそうです。

日本人のくせに、なぜ、アメリカの大統領選挙を気にするのか―今の日本の政治は、アメリカの言いなりだからです。

20160211

人間はモノじゃない

【旧暦睦月四日 立春 次候 黄鶯睍睆(うぐいすがなく)】

「フリーランスの仕事探しに良いよ!」と噂のLancers(ランサーズ)
を覗いてみて、びっくりしました。
価格コムで電化製品が並んでいるみたいに、
横に☆マークで評価がついた人間が並んでいる・・・

人間がモノみたいに扱われていてすごく悲しくなりました。
男性の写真の上に「俺のスペック需要ある?」というコピーが載った
結婚相談所のバナー広告にも辟易とします。

人間はモノじゃない。

20160210

長い髪をばっさり切るときは―ジャパンヘアドネーションに寄付すれば、小児ガン患者さんのウィッグになります

【旧暦睦月三日 立春 次候 黄鶯睍睆(うぐいすがなく)】

ジャパンヘアドネーションというNPOでは、髪の毛の寄付を受け付けています。

この団体では、寄付された髪の毛でウィッグを製作し、小児ガンの治療などで髪の毛を失ってしまった18歳未満の方へ無料で提供しています。

私も、昨年の秋に東京へ行ったとき、東京時代にお世話になっていた美容室kurikindiさんで生まれて初めて髪の毛の寄付をしました。うれしかった。

成人式や卒業式などに向けて髪の毛を伸ばしたけど、その後はばっさり切る予定で、せっかくだから何かに役立てたいな、と思っていらっしゃる方がいらしたら、こんな役立て方もあります。

行きつけの美容院で切ってもらい、髪の毛の両端をゴムで束ねて、ウェブサイトに掲載されているドネーションシートに必要事項を記入し、ご自身で郵送なさることもできますが、賛同美容室(*)で切ってもらって送ってもらうことも可能です。

詳しくは以下をご確認ください。
http://jhdac.org/about/

*賛同美容室の一覧はこちらです。
http://jhdac.org/salon-4/

20160207

なぜブログを書くのか

【旧暦師走廿九日 立春 初候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)】

旧暦では今日が大晦日。一年の最後の日です。

一年の締めくくりということで、ふと、なぜこのブログを書いているのかを考えてみたくなりました。

このブログの存在理由や意義とは何なのだろう。

20160205

女性の話し言葉を「オンナことば」を使わずに訳す

【旧暦師走廿七日 立春 初候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)】

先日、会話を訳す機会があり、女性の話し言葉の訳で苦労しました。最終的な納品先の業種上から判断して、たぶん、訳を見ただけで女性だとわかるようにしてほしい(「~するわ」みたいな、映画の字幕っぽい訳にしてほしい)のだと思われましたが、でも、今時、「~だわ」「~なの」「~のよ」「~かしら」なんて、古めかしい女性言葉を使う女の人はいない。昔もたぶんそんな女性はいなかった。

この論文によると、この女言葉には明治政府によるこういう押し付けがあったようです。

20160202

価値観はなんであれ、結局は人間性

【旧暦師走廿四日 大寒 末候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)】

昨日、「敵を増やさない」というタイトルの記事を書きました。リアルでもネットでも、自然系のいろんな人たちを見聞きしてきて、何を知って、それを基に何を実践していようとも、結局は人徳というか、人間的なレベルを上げるのが一番大事なことだと、だんだん思うようになってきました。あと、知性も。

20160201

敵を増やさない

【旧暦師走廿三日 大寒 末候 鶏始(にわとりはじめてとやにつく)】

添加物、農薬、化学肥料、精製された白砂糖、電磁波のリスクを知って、
それらをなるべく取り込まないように気をつけるようになりました。

遺伝子組み換え(油脂や添加物として入っていることが多い)、
遺伝子組み換え飼料を食べている動物の動物性食品、
動物の福祉が守られていない動物性食品も選ばないようにしています。

以下も私が購入や利用を避ける会社です。

●戦争編
  • 紛争鉱物を使用している企業
  • 軍需産業に投資している企業
  • その他の形で、戦争に加担している企業
●雇用編
  • ブラックな働かせ方をする企業
  • 男女差別をする企業
●森林保護編
  • 熱帯雨林の森林破壊をしている、
    もしくはこれに加担している企業
  • 先住民への人権の迫害に加担している企業
●水質&土壌保護編
  • 合成海面活性剤や鉱物由来成分など、
    使えば使うほど水と土を汚染する製品を作っている企業
  • 製造時と洗濯時に水を汚染する化学染料を使用している企業
他にもある気がするのですが、
パッと思い浮かぶのはこんなところ。

全部避けるのはかなり大変です。

なるべく避けるようにしていますが、
難しいときは「ごめんなさい」と思いながら使うこともあります。

こういう問題に気づいている人たちが次にぶつかる問題は、
心の中に敵が増えていくことではないでしょうか。