20140929

コンポストトイレのその後—えひめアイはすごいの巻

【旧暦長月六日 月齢 4.9 秋分 蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ

仕込んでいたえひめアイをコンポストトイレに試してみました。分解はものすごく速くなり、すぐに跡形もなく土になります。大小分けていて、小さいほうのボトルも全くにおわなくなりました。

これで一件落着と思いきや、えひめアイのヨーグルトみたいな甘酸っぱい匂いが好きな虫もいたようで、蓋に小さい虫がうじゃうじゃ集まってくるようになりました…。噛む虫ではないのですが、人懐こくて足に乗ってきたりするので、落ち着かず、対策を考え中です。

ワサビかなー、唐辛子がいいかなー、それともミント?木酢もいいかもしれない。いろいろ試してみようと思います。

20140927

補完しあう

【旧暦長月四日 月齢 2.9 秋分 雷乃収声(かみなりこえをおさむ

有機栽培の農家さんでも合成洗剤を使っていたり。食品添加物や農薬に気をつけている料理研究家さんがIHやテフロン加工のフライパンを使っていたり。環境や平和に関する仕事をしている人が戦争と環境破壊に加担している企業の商品やサービスを利用していたり。

それぞれが取り組んでいる分野とつながっている問題で、そっちも少し気にするようにしたら相乗効果があるのに、なかなかつながらないんだなぁということがよくあることに気がつきました。

直接自分に返ってくるのがわかりやすい場合でも、そういうことがあるのです。例えば、有機栽培の農家さんで、畑では化学物質を使わないようにして、土づくりも熱心にしているのに、地下浸透式の排水で(下水道に流すのではなく、敷地内に流して浸透させる)、合成洗剤を使っていることがあります。合成洗剤を流すと、土や生態系に悪影響があるのに…、とおせっかいだとは知りながら、キッチンや洗濯機のそばには激しく合成洗剤が並んでいるのを見て、心配になったことがあります。

全く意識の違う人たちと交流するのも大切という意見をたびたび耳にするのですが、まずは似たフィールドでやっている人たち同士がつながって、情報交換をして、知らない部分を補完しあうことも意味があるなぁと思いました。

私自身も、農薬や化学肥料、食品添加物についてはいろいろ知って、気をつけるようになっていた頃でも、ワクチンやクスリの危ない話は全然知らなかったし、お魚の養殖方法が悲惨だったり、ウナギやマグロのように絶滅が危惧されているなど持続不可能なことも知らなかったし、環境を守りたいと思いながら戦争と環境問題がつながっていることもわからなかったし、知らないことがいっぱいで、自分が望む世界のあり方とは真逆の世界を下支えするような行動も、知らずにたくさんしていました。

マルシェに行くようになったり、仕事仲間とプライベートでも話をよくするようになったり、フェアトレードショップや自然食品店、身体に優しい食事を提供してくれる飲食店、オーガニックコットンのお店などの人たちと仲良くなって、いろいろお話するようになったおかげで、自然とたくさん情報に触れられるようになりました。納得行かない話は図書館やインターネットで調べたりして裏をとったり。そうしてだんだんと自分なりに理解を深めて、行動を改めて来られました。

自分の場合、知らないことは恥でも何でもなくて、「えー知らなかったー!教えてー」という感じになるのですが、知らなかったことを恥に思う人もいるようです。自分が知っていて、あまり知られていない話を誰かが知っていたら、自分の場合、稀少な仲間を見つけて、うれしいと感じるのですが、自分だけ知っていることを誇りにしておきたい人もいるようです。それってどうなんかなぁー?とは思うのですが、気持ちよく情報共有ができる技を身につけたいところです。私はそういうのを知らずにしゃべってしまい、気づかないうちにプライドを傷つけているらしいので…。

20140926

東京ホームシック

【旧暦長月三日 月齢 1.9 秋分 雷乃収声(かみなりこえをおさむ

個人差はあるにしても、新しい環境に慣れるには時間がかかるもの。私はどうやら時間がかかるようで、秋田から東京に移ったときも、順応するまで2年以上かかりました。思い切ってぽーんと西へ移住したときは、その時の苦労など、すっかり忘れていたのですが、順応するまではまだまだ時間がかかりそうで、その頃の苦労をときどき思い返します。

東京と秋田だとまだ距離的に近かったのですが、秋田と西日本だと距離的にかなり離れているので、気質がかなり違うと感じます。東京と秋田の違いも大きく感じましたが、秋田と西日本の違いのほうがもっと大きく感じます。生まれ育った場所と違いすぎるところに住むってそういうことなんだなぁと、放射能汚染があっても住み慣れた場所に住み続けたい人の気持ちがわかるなぁと思うようになりました。これも人生の勉強と思って受け止めたいと思っています。

こういう話が嫌いな方もいると思います。私は、発言に責任を持つ限り、率直な批判は改善のために必要なもの、「人の振り見て我が振り直せ」に役立つもの、建設的なものと考えています。本当に思っていることを我慢するから、おかしなことが横行する、わがままな人間が得をして真面目な人間が損をする、そんな世の中のままになってしまう、という面もあると思います。ここから先は批判的な内容になりますので、不愉快に思う人がいるかもしれません。読みたくない方は読まないでください。

20140925

計画を立てる

【旧暦長月二日 月齢 0.9 秋分 雷乃収声(かみなりこえをおさむ

計画好き人間から、自然と気分に合わせる人間になったものの、最近、それでは改装がなかなか進まないことに気づきました (^^;

計画を立ててみることにしたら、これが、結構楽しい。進んでいるのがわかるのも、安心材料になります。障子貼りみたいな大掛かりな作業は日付を決めてしまったら、イベント的に楽しめて、お祭りみたいです。障子貼りは結局、1日ではできなかったのですが。。。

トイレが完成したらオーガニックビール、玄関を直したら360°さん(パン屋さん)のパン、みたいに、ごほうびも計画表に書いています。この前も、隣の町のおしゃれな家具屋さんで年に一度の楽しげなイベントに行きたかったけど、ごほうび付きの計画表のおかげで我慢できました。いいモチベーションになっています。

計画に縛られると嫌になってしまうので、気分と自然の営みも大切にしながら、計画を時々見直して着々と、でも楽しめる範囲でゆるゆると、気長にがんばりたいと思います。冬を越せるように寒さ対策を急がなければ。

20140924

初めての障子貼り

【旧暦長月朔 月齢 29.5 秋分 雷乃収声(かみなりこえをおさむ】*今日は新月15:14*

借りている古民家の障子は、空き家になっている間に猫が住んでいたらしく、猫の爪痕がいっぱいでした。


寒くなる前にと思いつつ、伸ばし伸ばしにしてしまっていたのですが、ようやく貼り替えることにしました。実家ではやったことがなくて、母が電話でやり方を教えてくれたのですが、実地でないとなかなかイメージがつかめず…。一緒にやっておけばよかったなー。

まずは水で濡らして剥がすところから。濡らした後、少し置くとぺりぺり剥がれておもしろいー。


大家さんが置いておいてくれた障子紙を貼ろうと思ったら、どうやら補修用だったらしく、サイズが合いません。近所のホームセンターに買いに行くことに。

なかなか見つからず、奥のほうでようやく発見したら、和紙がない( ̄○ ̄;) プラスチック障子紙って何? もはや紙とちゃうやんか! 職人気質(しょくにんかたぎ)と書かれた“障子紙”を見てみたら、蛍光剤使用、ポリエステル…、どこが職人やねん。と突っ込みたくなる。。。お店にあるものを結局全部見て、イオンにも見に行ったのですが、純粋に和紙だけでできたものはありませんでした。

破れないのが売りらしいですが、日本の伝統はどこへ行ったんだーと悲しくなってしまいました。

そんなこんなで、障子貼りは持ち越しに。障子は全部外してしまったし、紙は一部剥いでしまったし、家が開放感あふれる感じになりました。早くいい紙を見つけないと。

今はネットで全国からいいものを探せる時代、インターネットで探したら、蛍光剤不使用の楮和紙の障子紙など、ほんまもんがいろいろ見つかりました。日本の良き伝統がまだ残っていたんだなぁとほっとしました。

相方の調べによると、蛍光剤不使用のものは、日に当たってだんだん色が白くなり、その後ゆっくりと日焼けしていくらしく、蛍光剤を使ったものは最初っから白いけどすぐに日焼けをするそうです。ってことは、蛍光剤で真っ白の障子紙は、すぐ貼り替えないといけなくなることってことか。。。うーん、環境と健康に悪いものを使ってまで、なんでそんな非効率なことをするんだろう。。。

糊の作り方もネットで調べたら、小麦粉と水だけで簡単に作れて、貼り替えのときも簡単に剥がれて楽ちんだとわかりました。いい時代になったもんだー。

いい紙が届いたら、障子貼りをします。雰囲気がガラッとかわりそうです。

20140923

彼岸花

【旧暦葉月丗日 月齢 29.5 秋分 雷乃収声(かみなりこえをおさむ*明日は新月15:14*

今日はお彼岸の中日でしたね~。あちこちで彼岸花が真っ赤に咲いています。

いつも通る大きな道路沿いで、一輪の彼岸花が植え込みからにょきっと立派に咲いていました。


こういう姿には、なんだか感動してしまいます。用意された快適な環境でなくても、太陽の光を浴びれるところまで自力で伸びて、誰の目に止まらずとも見事に咲く姿に、こんなふうに生きたいものだと思いました。

20140921

見てくれている人

【旧暦葉月廿八日 月齢 27.5 白露 玄鳥去(つばめさる

昔、職場でお世話になっていた人(仮にAさんとしたいと思います)と、「見てくれている人っていますよね」という話になったことがありました。

偶然でしたが、その「見てくれている人」というのは、二人にとって同じ人でした。彼は隣の部署で英語の学習書の編集をしていて、私たちがそんな話をしていた頃には別な会社に転職していました。

Aさんはデザインが上手で、Aさんの作る本の販促物のデザインはとても素敵です。販促物のデザインで遅くなった時に、その「見てくれている人」とたまたま帰りが一緒になって、Aさんが彼に、「英語の学習書の部署なのに、英語ができないのが申し訳なくて」と話したら、彼は「Aさんはデザインができるでしょう?僕にはできない。それと一緒じゃないかな。僕ができないことをAさんがやってくれているんだから、申し訳なくなんか思わなくても」と言ったのだそうです(Aさんは私から見たらかなり英語ができます。厳しい英語の学校に通って特訓していた努力家さんで自分に厳しいのです)。部署が違っていて、何をしているかわからなさそうなものでしたが、Aさんは見てくれている人っているんだなぁと思ったと教えてくれました。

それを聞いて、私もAさんに、彼が「見てくれていた」話をしました。私が大学で英語を専攻していたのを知って、彼は私に「読んでみる?」とゲラ刷りの原稿を渡してくれたのでした。一通り気づいたことを書いて返しました。その時は何もなかったのですが、だいぶ後になって、編集部でインターンをさせてもらえることになったときに、彼が「(ゲラには)変な指摘もあったけど、あの年齢でたいしたもんだ。育てないともったいない。出版業界が厳しいからと、即戦力しか採らない時代だけど、新しい人を育てないと先はどうなるだろう。僕たちはもう育てる側に立つ年齢になっているのに」というようなことを話していたと、他の人から聞きました。それまで、インターンの前例がなかったことを考えると、私がインターンをさせてもらえることになったことと、彼のその言葉が、無関係だとは思えませんでした。そのインターンを通じて私は編集の経験を積ませてもらうことができて、今の仕事につながっています。

この話を思い出したのは、最近、別の「見てくれている人」の存在を知って、うれしくなったからでした。私が過去にした仕事を密かに見てくれていた人から、新しい仕事をいただきました。とても楽しい仕事で、やりがいを感じています。

その過去の仕事というのは、誰にも悪気はなくて、何かの行き違いだったのだと思うのですが、実は、費用のことで少し不公平なことがあったことを偶然知ることになってしまい、やる気をなくしそうになったものでした。引き受けたからにはいい仕事をしよう、最終的に使う人が喜んでくれるものにしようと、気を取り直して、手を抜かずにきちんと全力でやった仕事でした。そうしてできあがったものを見てくれていた人から楽しい仕事がやってくるとは。どんなことがあっても、一つ一つ、丁寧に、いい仕事をすることの大切さを学びました。

最初のエピソードで書いた「見てくれている人」も、転職が決まったのは「自分の仕事を見てくれている人がいて、来ないかと言ってもらえた」と言っていました。私も誰かのより良い歩みをそっと後押しするような、「見てくれている人」になれるといいなぁ、そんなことを思いました。

20140919

出穂

【旧暦葉月廿六日 月齢 24.5 白露 玄鳥去(つばめさる

稲から穂が出ました!



ぶっとくてちょっとびっくり。福岡正信さんのハッピーヒルだから??

ところどころ、白い穂があって、これは何だろう?実るのだろうか??

ワンちゃんの散歩でよく通るかわいいおじいちゃんが、「穂が出てきたのぅ〜、良かったのぅ〜、…病気かのぅぅ」と心配していました。90歳くらいに見えるそのおじいちゃんでも、見たことがないようでした。

相方も心配してインターネットで検索してみたら、「白穂」と呼ばれているようで、穂が出る前に虫や鳥に茎をかじられた、水不足、高温など、いろいろ出てきました。ところどころだから、虫か?と言っていました。白くても実って食べられるという情報も。

今度図書館でも調べてこようと思います。ちょっとだから、このまま虫にあげてもまぁいいかーと話しています。

こんなのんきなことが言えるのも、自分たちで食べる分だし、失敗しても買って食べられるという状況だからであって、農薬も化学肥料も嫌だけど、生活がかかっていたら、使わざるを得ないという状況も、やってみてまじまじとわかるようになりました。除草剤は嫌いだけど、おじいちゃんおばあちゃんになって身体が弱ったら、草取りもしんどいし、除草剤に頼ってしまうのもわかるよね、若者が少ないもんね、と先日も相方と話していました。

知識は大切だけど、苦労がわからずに頭でっかちになって、農薬や化学肥料などを使う人たちのことを批判する前に、まずは自分が苦労を味わってみたり、実際に体験できなくても思いを馳せたりすることは大事だなぁと思いました。陰謀論とかもいろいろ聞きますが、それは一理あるのかもしれないけど、それでもやっぱり、農薬も化学肥料も、必要があって生まれたという部分もあるんだと思いました。

私たちはこれまでも、そして今でも、試行錯誤の過程の中にいるのだと思います。昔のやり方は肉体労働がきつくて大変だった→楽にするために農薬や化学肥料や機械が生まれた→健康や自然環境への影響、温暖化などの問題が生じた→楽で健康や自然に優しくて、温暖化も抑制できるやり方はないか?―今はこの3番目の段階にいて、技術や農法が研究されたり、開発されたりしているところなのだと思います。

単純に昔に戻って手で全部草を取れみたいな極論じゃなくて、よりよい次のステージに進むために、失敗や成功事例から学んで、みんなでそれをシェアして、地域に合わせてカスタマイズしたり、自分のやりやすいように改良したり、どんどんいいものにアップグレードして、それがどんどん広がっていく、そういう段階に今、いるのではないのかな、とそんなことを考えました。

20140918

人工甘味料のリスク

【旧暦葉月廿五日 月齢 23.5 白露 玄鳥去(つばめさる

人工甘味料で代謝異常がおこり、肥満リスクが高まる可能性があるというニュースを新聞で見かけました。そのニュースで取り上げられていた研究論文の要約はコチラです。

20140914

殺虫剤入りのお茶を飲んでいませんか?

【旧暦葉月廿一日 月齢 19.5 白露 鶺鴒鳴(せきれいなく

我が家では無農薬・無化学肥料・フェアトレードのお茶を飲んでいるので心配ないのですが、家族や友人、知人がそうではないので、グリーンピースの報告を読んで、とても心配になりました。事実を知って、それでも飲むならそれは本人の自由なのですが、知っていたなら飲まなかったということもあるので、以下に紹介します。

お茶に農薬? インドからの報告

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/50478/

この報告は、インド国内で販売されている、パッケージされた茶葉を対象に残留農薬を調査した結果をまとめたもの。インドで生産されているお茶の11%は世界に輸出されていて、輸出されたお茶の多くは、リプトン、トワイニング、テトリーなどのメジャーブランドとして流通しています。

調査結果の要旨を以下に引用します。

【調査結果の要旨】
・46サンプル中、合計34種類の農薬が検出された。サンプル全体の96%で検出された。
・検出された農薬の中には、最も危険な農薬であるモノクロトホスと、ミツバチの大量死の一因にもなっているネオニコチノイド系農薬イミダクロブリドが検出された。
・農薬が検出されたサンプルの半数以上は、10種類の“カクテル(混合物)”の農薬が含まれており、その内の1つのサンプルからは20種類の殺虫剤が混合していた。
・最低でも一つの農薬が検出されたサンプルは、EUが設定した残留基準値を超えていた。
・検出された農薬34種類の内、23種類の農薬はインドで茶葉栽培への使用が許可されていない。さらなる調査によると、インドで1989年以降、使用が禁止されている農薬であるにも関わらず、DDTが頻繁に使用されていた。
リプトンを販売しているユニリーバは、今回の報告を受けて、2020年までに原材料の農産物を栽培する際に使用する農薬を減らすなど、持続可能な農法への転換をするとしています。また、インドのお茶については、農薬に頼らない農法について科学研究を開始すると発表しています(参照:Unilever Commissions Research in India on the Feasibility of Non-Pesticide Methods of Plant Protection for Tea Crops)。

ちなみに、要約に出てきているネオニコチノイド系農薬は、虫だけでなく、人間への影響も懸念されていて、中枢神経系、自律神経系、骨格系に関連する多様な症状を引き起こす。脈の異常、指の震え、発熱、腹痛、頭痛、胸痛、短期の記憶障害も起きるという研究結果もあります(参照:中村隆市さんのブログ記事「農薬ネオニコチノイドに警鐘  「予防原則」で命守れ※新聞記事などの引用を交えての考察です)。

国産は安心というイメージがありますが、ネオニコチノイド系農薬の使用基準値は、日本は実はとても高くて、最も低いヨーロッパの数百~千倍(物によって異なる)です。しかも、ヨーロッパでは2015年までに使用を禁止する決定をEUが出しています。お茶の話題なので、お茶について言えば、日本のお茶は使用基準値が50ppmで、EUの0.1ppmに対して500倍もの差があります。美味しんぼの雁屋さんもブログで書かれていますが、私もミツバチの二の舞いにはなりたくないし、周りの人にもなってほしくありません。

*ネオニコについてもっと知りたい方はコチラ

無農薬・無化学肥料・フェアトレードは贅沢品という考え方をしている人が多いようなのですが、数十円~数百円くらいしか値段は変わりませんし、無農薬・無化学肥料・フェアトレードのお茶はおいしいのでミルクや砂糖がいりません。健康を害したらもっとお金がかかるので、トータルで考えたら、どっちが経済的にも健康的にもプラスになるでしょうか?

それに、農薬を使用せざるを得ない状況を作られている農家の人たちは、買って食べて取り込む消費者よりももろに農薬の影響を受けています。安いからと慣行栽培のものを買い続けていれば、状況を変えることはできません。農薬などの資材費がかかるのに、安くしか売れないので、農家の人は金銭的にも苦しくなり、儲かるのは農薬を売りまくる農協や企業だけです。危ない農薬を浴びずにおいしい農産物を作れる体制をみんなでつくっていくほうが賢明だと私は思います。

20140911

世の中良くなってきている

【旧暦葉月十八日 月齢 16.5 白露 草露白くさのつゆしろし

発展途上ではあるものの、良い兆しを感じるという話をちょくちょくしている気がしますが、証拠とまでは行かなくても、具体例をあげたいなと思っていました。

というわけで、ここ最近、見つけたものをつらつらと。イオンがほとんどですが(^_^;)

イオンでフェアトレードのチョコレートを見つけるなんて、思いもしていませんでした。


イオンのプライベートブランドのフェアトレードチョコレートの隣には、明治製菓のアグロフォレストリーのチョコレートが並んでいました。


乳化剤(大豆由来で遺伝子組み換えの可能性あり)と香料が入っているので買いませんでしたが、「香料、着色料不使用」を謳う商品も増えているので、これからどんどん良くなっていくんじゃないかなぁと期待が膨らみました。だいぶ前にハイチュウをもらって食べて、恐る恐る裏を見たら、着色料が天然のものになっていたくらいです。

よーく探すと、安全な食べ物もあります。オーガニックワインやオーガニックオリーブオイルなど、ヨーロッパのものが多いですが。ごっくん馬路村(農薬&化学肥料不使用の馬路村産ゆずとはちみつだけでできている)もイオンで売っていてびっくりしました。

お客さんも変わってきていて、安さが売りのドラッグストアでお豆腐を見ていた夫婦の、

「大豆はアメリカ産かぁ…」(女性)
「あかな(注:これはダメだ)。組織くみかわってるんちゃうん(注:恐らく遺伝子組み換えのこと)」(男性)

という会話が聞こえたり、

輸入食品店のパートタイムの店員さんと買い物客の、

客「(安売りのオリーブオイルを指して)パンにつけるのでもいいかしら?」
店員「パンにつけるんでしたら、より安全なものがいいと思いますので、こちらの有機栽培のものがよいかと。二種類ございまして…」
客「(有機栽培のオリーブオイルを指して)炒めものなんかにも使えるの?」
店員「いや〜、炒めものにはもったいないので、炒めものはこっち(安売りのオリーブオイル)にしときませんか」
客「………(注:困惑した様子。加熱したら農薬や化学肥料は飛ぶのか?炒めても食べるのには変わりないのだからより安全なほうがよいのではと思っていたのかも)」
という会話が聞こえてきたこともありました。

それから、こんなキャンペーンも発見。


売上の一部を飢餓対策に使うという、コーズマーケティング。コーズマーケティングについて、リサーチの仕事で知ったのは5年くらい前のことで、日本でもやったら問題意識を高めるきっかけになっていいのになぁと思ったものでした。これは、WFPが主催するレッドカップキャンペーンというもので、参加企業がいくつかあり、パッケージにレッドカップのマークを使って、製品の売上の一部おWFPに寄付するという仕組みになっています。ほかにも提携例があるようです(詳しくはコチラ)。

リサーチの仕事で知ったときは、欧米の事例をリサーチしていてのことで、ほとんどがパッケージに売上のうち、どの程度寄付するのかが書かれていて、消費者にきちんと伝わるようになっていましたが、上記の事例では「売上の一部」としかなくて、良いことは影でするものという日本らしさともとれますが、消費者から見れば、いくら寄付しているのかわからないし、見せかけだけの騙し技か?とも思ってしまうので、きちんと書いたほうがいいのになぁなんて思いました。

リプトンの紅茶にもレインフォレストアライアンス認証がついていました。レインフォレストアライアンスは無農薬ではないものの、熱帯雨林の破壊は行わないというしるしです。

イオンのストアブランドのノートやメモ帳など、紙製の文房具はほとんどfsc認証のミックス紙なのも驚きでした。バージンパルプの紙は、大規模な森林破壊や、現地に住む人を暴力的に追い出したりして作られていることもあるので、我が家ではなるべく使わないようにしています。

ちょっとおしゃれめな100円ショップのSeriaでも、バガス(砂糖黍の絞りかすのこと)でできた紙皿や、コーヒー豆のシルバースキン(焙煎したあとに出る薄皮のようなもので捨てるもの)を混ぜた紙ナプキン、リサイクルプラスチックのゴミ箱を見つけて、100円ショップなのにやるなぁ〜と意外でした。

そういえば、ハリオとカリタのコーヒーフィルターの一部もいつの間にかfsc認証になっていました。

東京にいた頃は、自然食品店にしか行かなかったので気が付きませんでしたが、企業も頑張っていて、お客さんも変わってきていて、世の中、良くなってきていたんだなぁとうれしくなります。敵対するんじゃなくて、いいところはいい、うれしいと認めて、良い感じの信頼関係の中で改善してほしいことを伝えてというような感じで、お互いに良くなっていけたらいいなと思いました。

20140910

このごろの畑

【旧暦葉月十七日 月齢 15.5 白露 草露白くさのつゆしろし

田んぼが少し落ち着いてきたので、相方が、秋野菜に向けて、少しずつ畑を整備してくれています。

初夏に植えた里芋と赤しそ

さつまいも
大根いろいろ
赤しそ
草に埋もれていた畑でしたが、


草刈り機のマキちゃん(マキタ製だから蒔田が苗字で、鉄でできているので名前は哲朗、通称マキちゃんと呼んでいる)が大活躍で、ちょっとずつ畑らしくなってきました。相方は鼻が敏感で、ちょっと石油臭いのが玉に瑕だそう。マキちゃんの燃料も天ぷら油でいけるといいのになぁ(車は天ぷら油で走るようにできる)。

間引き菜もおいしくておいしくて。秋冬の野菜が楽しみです。

20140908

お米さま

【旧暦葉月十五日 月齢 13.5 白露 草露白くさのつゆしろし】*明日は満月*

相方が頑張ってくれている田んぼ、元気に稲が育っています。

私はちょっと半信半疑だった1本植え。1本からこんなに分けつしました。


穂も見え始めている稲もありました。神々しい~。


感動をたくさんくれる田んぼです。名前はわからないけど、畦には星のようなかわいい花が咲いていました。

20140906

えひめアイを仕込むの巻

【旧暦葉月十三日 月齢 11.5 処暑 禾乃登(こくものすなわちみのる

コンポストトイレは、EM菌が1日もしないうちにほぼ土にしてくれていて、EM菌をときどき足す必要があります。

EM菌は農業用資材としてホームセンターなどでも売られていますが、一体何で作られているんだろう?というのがわからなくて、買うのをためらっていました。近所の書店で相方がえひめアイについての本を発見し、

「これでいけるみたいやで!」

と、いうことで作ってみることに。

材料はヨーグルトとドライイーストと納豆と砂糖。


家にあるもので作れていいですね〜。ドライイーストは秋田の白神こだま酵母を使いました。普通のドライイーストは製造時に有害な化学物質を使うので…。

パンの酵母を作るのに似ています。かき混ぜると納豆菌が強くなりすぎて匂うらしいのでそっとしておきます。1日経ったらフルーティでいいにおいがしていてどうやらうまく行っているみたいです。

コンポストトイレ以外の使い方は、野菜の病気の予防や、根の活着を良くしたり、台所の消臭や掃除などにも使えるそう。できあがりが楽しみです。

20140904

自転車の旅

【旧暦葉月十一日 月齢 9.5 処暑 禾乃登(こくものすなわちみのる

自転車だと移動に時間がかかるので、近場でも旅気分です。ゆっくりな分、いろいろな発見があります。

敬老の日のプレゼントのお菓子を探しに近くのお菓子屋さんを2軒、自転車ではしごしました。

途中でよさげなお蕎麦屋さんの看板を発見。自転車で行くには山すぎるのかなぁ…。気になる。。


野性的な里芋も見つけました。川原で大きく育っていて、肥料がなくても立派に育ってるなぁと感心。


お菓子屋さんめぐりでは、実際に足を使って見てみることの大切さを再確認しました。

1軒目はウェブサイトを見た印象が、2軒目よりも商売っ気というか、騙しっ気がある感じで、あまり期待していなかったのですが、実際に行ってみると、お店の清潔感や味、店員さんの対応などが1軒目のほうが良くて、実際に足を使ってみないとわからないものだなぁと思いました。

1軒目のお店では店の前でハーブを育てていたのに対して、2軒目では駐車場に除草剤を撒きまくっていて、嫌な予感がしました。「自然菓子」を冠しているお店なのに、自然に対してそんな態度だと、作るものももしや…の不安通り、人工甘味料や香料が入っているものが多くて、残念でした。大丈夫そうなものを買ってみたら、素材の味を活かすのではなく、頭の中にある型に押し込める感じのお菓子作りで、これでは…。

一軒目では地元で最高と言われる老舗の和三盆や、地元の小麦粉、卵、牛乳を使っているお菓子もありました。ここでしか買えないもののほうが喜ばれるので、そういうお土産ものがあるとうれしくなります。オーガニックの地元産が増えたらもっとうれしいなぁ。

20140903

あっぷさいくる

【旧暦葉月十日 月齢 8.5 処暑 禾乃登(こくものすなわちみのる

図書館で見つけた折り紙の本。ランチボックスや封筒など、暮らしに役立つ折り紙が載っていて、これを読んで以来、かわいい紙があると何か作りたくなります。


本の上に並べたのはお箸袋。近所のお菓子屋さんの包みがかわいくて、お箸袋を折りました。マイ箸を持ち歩きたいものの、使ったあとに直接布の袋に入れるのには少し抵抗があって、何かいい方法はないかなぁと思っていました。これなら再利用なので、使った後に気兼ねなく捨てられてgoodです!

生を活かすと書いて生活。眠っていたアタマを活かして、あっぷさいくるも楽しみます。