20140129

脱原発候補の一本化論議について

脱原発候補の一本化論議、ピースフルじゃない。

脱原発って、そもそも、ラブ&ピースでしょ? なんで脱原発どうしで戦ってんの?どっちもがんばったらええやんか。決めるのは都民。投票できる人みんなに、だれかに左右されるんじゃなくて、自分のココロが選ぶ候補者に投票してもらうようにする、投票行ってもらうことに力を注いだらええやないのって思う。

投票する人が選べるように、候補者が考えてること、思っていること、政策を全部テーブルの上に出す。投票行ってもらうにはそれが大事だと思う。わからなかったら選べない。選べなかったら、投票に行く気になれない。

一本化と叫ぶ人は、ほぼみんな「宇都宮さんが降りろ」という意味で言っている。宇都宮さんに降りろとか、両候補に一本化しろとか言う人に限って、宇都宮さん本人の、細川さん本人の言葉を聞いていない。報道とか、エライ人の発言とかに振り回されている。どちらの「陣営」の話もそこそこに、本人に会って、本人の言葉を聞いて、政策を読んで、フリージャーナリストが直接本人に聞いてきた話とかナマに近い情報に触れて、自分の頭で考えてほしい。自分のココロに聞いてほしい。本人の言葉を聞いたら、一本化とか、どっちかが降りるとか、ありえない。

これ、読んでみて欲しい。
●宇都宮けんじ氏 都知事選脱原発1本化について(キッコさんの書き起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3519.html
●【IWJブログ】東京都知事選:細川氏が改めて明言 「宇都宮氏との一本化の意志なし」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/122449

宇都宮さんも細川さんも一本化は望んでいないし、まわりが賭け事みたいに騒いでいるだけだ。こういうの、ゲンナリする。尊敬してた人でも「おまえもか!」ってがっかりする。こういうのが政治をおもしろくなくしてる。怪しくて、汚くて、しゃべっちゃいけないものって感じにしてる。

生の声を聞いたら、知事になって、弱い立場の人を助けたい、と思う宇都宮さんの気持ちを、今度こそ宇都宮さんに知事になってもらいたいと思って雨の中でも応援に集まった人たち、それに毎日ボランティアで選挙を応援しに行っている人たちの気持ちを、なんでネットでちょこちょこ調べたくらいで横から「降りろ」とか言えんの?、人の気持ちってもんを考えろよ!と思わずにはいられない。

宇都宮さんに降りろと言いに来る一部の脱原発リーダーたちも細川さんと電話でちょっと話しただけってありえない。脱原発ってそんな生半可なもんじゃない。原子力マフィアとの戦いだ。せめて直接会って本気でやる気あるのかって、確かめて、この人となら一緒にやれるって確信できてからでないと、ずっと脱原発のために戦ってきた宇都宮さんと仲間たちに失礼きわまりない。

細川さんのほうが宇都宮さんよりも人格が優れていて、実績からも宇都宮さんよりも信頼できるからという理由であれば、まだ納得もできる。でも、ただ単に、宇都宮さんじゃ勝てなさそうだから、でしょ? なんで投票する前からそんなことがわかるのさ? やってみなきゃわかんないよ。スタートラインに立つ前からあきらめてどうするんだ。変えるのはうちら一人一人だ。

「ケシ粒ほどの信念が山をも動かす」という言葉を、最近、友人から貸してもらった本で知った。信念を持った選択や判断には創造の力が加わって、大きな変化をもたらすのだそうだ。会ったこともないエライ肩書の人のススメよりも、自分の心の声が一番力を持っている。

*すごく共感:
映画「選挙」の想田和弘さんの「脱原発派候補「一本化」論議に思うこと」

*宇都宮けんじさんってどんな人?
宇都宮けんじさんの政策:

*細川護煕さんってどんな人?政策は?
(リンクが分かれていないので、タブをクリックしてください)

弱者のためにとことんやる

「東京なのに宇都宮、弁護士だけどけんじ」と、人の良さそうな陽気な年配女性にパンフレットを差し出され、宇都宮けんじさんのことを知ったのは、前回の都知事選の前だった。女性は「ありがたい顔してるでしょー」とパンフレットの写真を指差した。確かにアンパンマンのようなありがたい顔をしている。女性はファンの俳優の写真でも眺めるかのように、いかにもうれしそうだった。市民にこんなに慕われている政治家なんて初めて見た、と思った。

家に帰ってインターネットで宇都宮けんじさんのことを調べた。ヤミ金と戦い、宮部みゆきさんの「火車」のモデルになった、など、知れば知るほどすごい人だ!と思うようになり、本当に都知事になってくれたらと切望した。どんなにいい東京になるだろうと思った。前回の選挙では約97万票を獲得し、次点だった。

今回の選挙では宇都宮けんじさんのすごさをますます知ることになった。生き方、自分の命の危険も顧みずに弱い立場に立たされている人の救済のために奔走・奮闘する仕事への姿勢にとても感動した。しかもお金のためではない。ヤミ金と一社交渉して費用は2万円、相談者は生活困窮者なので月々5000円か1万円の分割払い。菩薩じゃないかと思った。

けんじさんはお金以上に大切なことを知っている。それが普通の人と一番違うところだ。脱原発も、脱被曝も、社会福祉の充実も、反貧困も、けんじさんの政策は全部、お金以上に大切なこと、すべてそれに根ざしている。心でそれを理解して、頭で具体的な政策に落としこんでいるところがすごい。心も、頭も、身体も強い。

2006年に放送されたプロフェッショナル仕事の流儀の録画で、黙々と土に向き合い、ミカンを作り、子どもたちを育て上げた両親を尊敬していると宇都宮さんが話すところを見て、はっとした。私の両親も黙々とリンゴを作って、お金はなかったけどちゃんと育て上げてくれた。高校まではお金がないせいで衝突することもしばしばで(体育で必修だったスキーの道具一式を揃えたり、修学旅行で必要なものを揃えたり、通学定期代など、なんだかんだでお金がかかるものだった)、親だから当たり前だとか、産んでくれと頼んだ覚えはない、なんて、ひどいことを言ったことを思い出し、恥ずかしく思った。

プロフェッショナルとは?という問いには、「弱者のためにとことんやる人、徹底的にやっている人だろう。もう少し広く考えれば、他人のために頑張れる、一生懸命仕事をやっている、そういうことなんだろうと思う」が答えだった。都知事になったら、庁舎に閉じこもっている知事にはならない、対話集会を開いて、都民の声を聞き、都政に反映させると語っていた。弱者のためにとことんやる、都民のために一生懸命仕事をする、そういう知事の誕生を願っている。

*宇都宮けんじさんについてネットで散見する誤報:
・細川さんが一本化を呼びかけたのに、宇都宮さんが突っぱねた→☓。毎日新聞が報じていますが、誤報です。これについては、細川さんサイドでも否定しています
・光市母子殺人事件の加害者少年の弁護団に入っていた→☓。弁護団21人には入っていません。日弁連会長として、実名報道は少年法の定めに反していると述べたことが、どうやら歪曲されているようです。


20140123

自分の心のレンズで

一昨日宇都宮けんじさんの記者会見を中継で見て、その翌日の昨日、同じ記者会見をもとに書かれた新聞記事を読んだら、伝わってくるもののギャップを強く感じた。取材された経験のある人なら感じたことがあるのかもしれない。

今は記者会見などのネット中継もあるので、自身の目で見たものと報道等で伝えられているものを比較して一度体験してみると、メディアのことを違った視点から見られておもしろいと思う。新聞は淡々と端的に書くものなのだろうから、ギャップがあるのは当然で、だれかのレンズやフィルターを通っていない生の情報を自分の目で見て、耳で聞いて、頭だけじゃなくて心で考えることの必要を改めて認識した。

新聞では報じられていないが自分たちの生活に特に大きく関わるような情報は、個人として発信して伝えていくというようなこともしていきたい。私のブログを読んでくれている人はたぶんそんなに多くないので、いろんな人がそれぞれの視点で発信してくれて、意見交換が活発になると良いなぁと思う。

20140122

宇都宮けんじさん0121記者会見メモ(前編)

昨夕は宇都宮けんじさんの記者会見で、具体的な政策について発表されました。Ust中継を見てのメモです。箇条書きで言い回しが異なりますので、生の声をお聞きになりたい方は、下記のリンクからお聞きになってください。新聞の報道を検索して見てみましたが、端的に伝えるという新聞の性格上、当然全ては報じられていなかったので、ありのままを伝えるのには私のこんなメモでも役に立つかなぁと思い、載せておきます。今回発表された具体的な施策を通じて、東京都を暮らしやすく、働きやすい街にしたい、というけんじさんの誠実な気持ちが伝わってきました。
*質疑応答部分は後編に書きました。
*けんじさんの政策集はこちら→http://utsunomiyakenji.com/policy/
*録画(一部途切れています)→http://www.ustream.tv/recorded/42939572

※以降「私」は宇都宮けんじさんです。
〈はじめに〉
●これまでの経緯
・12/28に立候補の決意表明、1/6に5つの基本政策と2つの特別政策について発表。
・葛西臨海公園(補足:2020年東京オリンピックのカヌー競技場が作られる予定だが、生態系の破壊が心配されている)を日本野鳥の会の案内で視察、カヌー競技場の代替地としてふさわしい場所があると聞き、こちらも視察。
・昨年の台風26号で甚大な被害を受けた伊豆大島を視察。家を失って避難されている避難者のお話を直接聞く機会があった。
・豊洲移転問題のある築地市場を視察。
・国立競技場を視察。現在の国立競技場は高さ30メートルだが、70メートルの高さの現在構想されている新国立競技場は高さ70メートル、8万人が収容できるような巨大建物を作ることになっている。
・希望政策フォーラムを2回開催。基本政策を説明するとともに都民のみなさんとの意見交換を行なった。
・これらの視察と意見交換を踏まえ、5つの基本政策と2つの特別政策をより詳細に具体化。

●他の候補者が出席せず、公開討論会が1度も開催されないまま選挙に突入
・私は1/6に基本政策を発表したが、これまでにほかの候補者の公開討論会が開かれていないのは非常に残念。最初の公開討論会が予定されていたのは1/14の東京青年会議所(略称JC。若い東京の経営者が作った団体)の公開討論会だった。私しか出席通知がなく、中止になり、JCの方が謝罪に来られた。JCの幹部のみなさんの、この選挙は後出しジャンケンとか、人気投票になってはならない、だから候補者を呼んで、候補者の率直な政策の論争をして、そして都民に判断する材料を提供したいと思う気持ちは私には非常によくわかる。1/18に仕切り直しになったが、この日も出席するのは私だけで、討論会は中止
・1/14の夜はBS日テレの真相ニュースという番組で、候補者の公開討論会をやる予定だったが中止に。予備日の1/21にしたいということだったが、これも中止に。
・告示まであと1日となったが、候補者どうしの公開討論会が全く行なわれないという異常ななかで選挙戦に突入する。都民のみなさんに必要な情報が届けられていないということが非常に残念である。
・これからでも公開討論会は数多く開いて、できるだけ候補者の考え方政策を訴えて、都民のみなさんの選択に委ねるべきではないかと思っている。

〈具体的な政策について〉
基本政策の1番目は「世界一、働きやすく、くらしやすい、みんなにとって希望が持てる東京をつくる」
●若い人が希望を持てなくなっている
・ブラック企業問題を考えるプロジェクトチームのプロジェクトチームに出席(このときも候補者は宇都宮さんだけ)。直接、ブラック企業の被害にあっている生々しい話も聞かせてもらった。
・ブラック企業の蔓延は、若者を使い捨てにしてしまう、若い人の未来を摘んでしまう。若い人が希望を持てない状況になっている。
・働く人の3人に1人が非正規労働者。年収200万以下の人が6年連続で1000万人を超えている。
正社員でも長時間労働、サービス残業がまかり通っていて、過労死や過労自殺が多発。こういう状況で若い人がますます未来に希望をなくしていると強く感じている。
・これを踏まえて、都としてブラック企業を規制する条例を作る
過労死防止条例を作って、長時間労働を規制していく。
・東京都が発注する公共事業に関しては、労働者が最低賃金を保障されている、男女差別がないなど、都の独自基準を満たす企業でなければ受注できないようにする公契約条例を設ける。
・男女格差については、女性の人権フォーラムで、女性の労働者の場合、5割以上が非正規、男女平等に関する世界的な調査で日本は105位と男女差別が著しい国だと世界から見られていると聞き、この状況をどうにかしなければならないと考えている。

●石原・猪瀬都政でお年寄りに冷たい都政に
・石原・猪瀬都政で福祉予算が切り下げられている
老人1人あたりの老人福祉予算は石原・猪瀬都政の間に23%減少。東京以外の都道府県ではどの都道府県も増額されている。
・今の東京都は、無料シルバーパスの有料化(都の交通機関を無料で利用できた)、老人医療費助成制度も廃止寝たきりの老人に対する5万5000円の手当も廃止されるなど、お年寄りに冷たい都政になっている。
特別養護老人ホームに入りたくても入れない人が4万3000人を超えている。
・群馬県渋川市にある民間高齢者施設のたまゆら荘で起こった火災では、なくなった10名のうち、9名が東京都民だった。うち6人は墨田区で生活保護を利用していた高齢者だった。
・つまり、東京都民で生活保護をもらっている人でも都内で暮らせない高齢者が増えている。2009年の3月以降、都外の高齢者施設に身を寄せざるを得ない東京都の生活保護を利用する高齢者は2.6倍に増えている
(補足:老人福祉費は全国2位→43位に転落している)
(補足:国保の都独自支援は320億円→43億円に大幅にカットされている。23区の場合、所得200万円で40代の夫婦と子ども2人の家庭では、国保料は年間40万円になる)

●子育ての問題も深刻に
・保育所に入れたくても入れられない。待機児童が2万人近くになっている。
・早急な対応をとらないといけないのに何もしていない。
・都の財政なら、高齢者の問題も重点を置く予算配分をすれば早急に解決できる問題。

●住まいの問題
石原・猪瀬都政では都営住宅が一切建設されていない。足りているわけでは決してなく、倍率20~30倍で入りたくても入れない人がたくさんいる
(補足:14年間新規建設ゼロ。東京都を除く公営住宅の応募倍率の全国平均は6.6倍)
・私が知事になったら、都営住宅の建設を始める
・都営住宅の建設だけでは全ての問題は解決できない。脱法ハウスが社会問題になっている。倉庫を間仕切りにして、2-3万にして住まさせている。1-2畳の住まいだから到底人間が住むようなところではない。しかし、それしか払えない人がいる。
都内には空き家が増えてきている。こういうところを都が借り上げて公共住宅として提供する。大家さんも助かる。
(補足:空き家にしておくと、家は傷み、住めない状態になってしまう。潰すにも莫大なお金がかかる。空き家にしておかず、住んでもらったほうが家は長持ちする)
・ヨーロッパあたりでは具体的な政策として実施されている家賃補助制度を検討する必要がある。2-3万円しか払えない人でも少し補助すれば普通のアパートに住める。それにより、若い人がいきなり生活保護を利用するのを防ぐこともできる。

●防災対策
・中央防災会議の判断によると、M7.0クラスの首都直下型地震が30年以内起こる確立は70%で、死者は2万3千人、14万人が負傷、経済的損害は95兆円と推定されているが、東京都は防災対策をかなり怠ってきている。石原さんが知事になった当時は防災予算が1兆円近くあったが、現在は6000億円くらいに減らされている
・耐震工事、不燃化工事、難燃化工事については、個々の自己責任でやれという態度で、補助金を全く出していない。耐震工事、不燃化工事進んでいない。
・私が都知事になったら、震災のもとで何よりも都民を守るために、耐震工事、不燃化工事をやる個々の都民のみなさんに補助金を出して、既存住宅の耐震化と不燃化を進める。そうすれば、被害の予想を大幅に減らすことができる。これにより都民を守る。
・老朽化した施設の補修にも力を入れる必要がある。
・こういう工事をやることは、その分野に関する新たな雇用を生み出すことになる。
(補足:木造住宅耐震助成は静岡の20分の1。一方で、1メートル1億円の外環道、カジノ誘致羽田~成田空港間の鉄道新線建設など、ムダ遣いの計画が次々出されている

●原発の輸出や再稼働に反対
・原発のない社会を東京から発信する。
・東京は原発はないが、日本で一番電力を消費する都市。しかもその電力は、福島、新潟の柏崎刈羽の原発で発電された電力。
福島県民は福島の原発で発電された電気は一切使っていないのに、原発があったせいで、5万人以上が県外避難15万人が避難生活を強いられている
・原発の被害者を支援する必要がある。避難者が一番多いのは東京都。原発事故の被害者の直接的な生活再建支援、就労支援に力を入れたい
東京電力の大株主が東京都になっている。原発事故の被害者の損害賠償もこれからなのに、柏崎刈羽原発の再稼働申請をしようとしている。株主総会で再稼働に反対するだけでなく、廃炉を提案する。新潟県の泉田知事と連携をとって再稼働の反対と廃炉の提案していく。
・原発に頼らない再生可能エネルギーの発展に力を入れたい。そういう産業の育成に力をいれたい。病院など、都の施設はクリーンエネルギーでまかなっていく
・最終的なエネルギー政策の転換をするために、東京電力は一旦解体するべき。発送電を分離する。国が電力網を買って、市民に開放する。東京電力に送電線をもたせておいたら、高いコストを要求する、送電そのものを妨害するといった危険性も考えられる。

●いじめのない学校を作る
・そのためには教員集団がのびのびとしていないといけない。子どもたちが窮屈になる。
君が代、日の丸の強制により、教員が萎縮している。教員に対する管理統制の強化の最大の犠牲者は子どもたち
・教員一人一人が子どもたちと向き合って、子どもたちとの交流に心を向けられる時間が必要だが、書類づくりに追われて、子どもと向き合う時間がないと聞いている。そこで、1クラス30人くらいに学級の子どもを少なくすることで、先生が生徒と向き合う時間を作っていきたい
日本の奨学金は返さないといけないが、外国ではこれは奨学金ではなくローンといわれている。外国の奨学金「グラント」は返さなくていい。こんな古い奨学金はなくして、返さなくていい奨学金をつくりたい
高校無償化についても朝鮮人への差別的取り扱いはなくす

●安倍政権の暴走を止める
・今の安倍政権は、軍国主義、国家主義的な傾向を強めており、ブレーキがかからなくなって右に右に曲がっていくという状態。
・特定秘密保護法は民主主義を堕落させるものである。
・憲法9条の実質改正は許されない。本来、憲法を変えるには、国民投票にかけられなければならないが、閣議決定でやられる可能性がある。閣議決定でアメリカとともに戦争する体制を作ろうとしている。閣議決定や立法では、国民の意志が問われない。これは問題だと思う。
東京都として憲法9条を守りアジアに向けて平和を発信していける東京を作っていきたい

●だれもが歓迎できる2020年東京オリンピックに
・巨額のお金を投入して大きな入れ物を作るのではなく、環境に配慮したシンプルなオリンピックにしないといけない。
・現在予定されている巨大な国立競技場の建設には見直しを求めている
生物多様性を育んできた葛西臨海公園には自然生態系を破壊するカヌー競技場は作らせない
オリンピックは日本国民みんなが歓迎できるようなものにしないといけない。原発事故の被害者や東日本大震災の被災者が忘れ去られたり、置き去りにされたらいけない。2020年のオリンピックに向けて、国と力を合わせて、原発事故の被害者・東日本大震災の被災者の生活再建に力を入れる。被害者や被災者も歓迎できるものにしないと行けない。
オリンピックは平和と友好の祭典であるから、オリンピックが開かれる段階で、真にアジア諸国、世界の諸国との平和と友好の祭典の実質的になるような状態を創っていかないといけない
・ところが、今の安倍政権は、軍国主義、国家主義的な傾向が強まっている。12月26日の安倍首相の靖国参拝強行で中国と韓国はものすごく反発している。ロシアやヨーロッパ諸国、アメリカですら失望したと言われていて、日本は国際的な孤立を招きかねない。
・このまま行くと尖閣諸島で軍事衝突が起こりかねない状況になっているのではないか。
・1940年に開催が決まっていた東京オリンピックは戦争が広がる中で、幻のオリンピックになった。今回は幻にならないようにしないといけない。
・具体的には、東京・北京・ソウルの平和都市会議を行なう。安部首相は首相になって1年たっても一度も首脳外交をしていない。首都の自治体外交を通じて平和な関係を作っていく。真に平和と友好の祭典を創っていきたい。
(筆者私見:外交によって戦争ができない状態に持っていくのがグローバルスタンダード)
パラリンピックを開くためには、ただ障がい者が競技に出るというだけではなくて、それまでにユニバーサルデザイン、バリアフリーの街にしないといけない障がい者も健常者も、だれもが暮らしやすい東京都にしてからパラリンピックを迎えるのが重要な課題。

●カジノ誘致に反対
・オリンピックを機会に、カジノを誘致しようとしていて、ヘタすると、通常国会で法案が出される可能性もあるが、カジノには断固反対していく。

●猪瀬氏の金の問題
・警察で捜査を始めようとしつつある。東京都としても、都知事の辞職で一件落着ということにしてはいけない。猪瀬氏がお金を受け取っていた徳洲会には、東京都は9億円近くの補助金を出しているこの補助金は都民の税金である。こういう問題をあいまいにしていては、クリーンな都政が築けない。カネや利権と決別した都政を作り上げていくためにも、真相解明をする必要がある。

●その他
・詳細は政策集を見てもらいたい。他の候補者と政策論争をしたい。都民のみなさんに候補者がどういうことを考えているのかを披露する機会をぜひつくりたい。

消費税が上がっても、都の公共料金(地下鉄・バスなど)については、現行を維持し、増税分は都が負担する。
(補足:例えば西武多摩川線は4月からICカードの場合140円→144円に、切符の場合150円に値上がりが決まっている。近所の郵便局によると切手も値上がりする可能性があるそう。)

※質疑応答部分は(後編)に続きます。

宇都宮けんじさん0121記者会見メモ(後編)

昨夕行なわれた宇都宮けんじさんの具体的な政策に関する記者会見のメモ(後編)です。質疑応答の部分になります。
*宇都宮けんじさんの政策はこちら→http://utsunomiyakenji.com/policy/
*記者会見の録画映像はこちら→http://www.ustream.tv/recorded/42939572
(一部途切れています)
*前編はこちらです→宇都宮けんじさん0121記者会見メモ(前編)


〈質疑応答〉
Q. 毎日新聞さん:他の候補者は政策を発表していないという現状についてどう思うか? とはいえ、宇都宮さんも公示日の前々日に政策集を発表され、それでも遅いという人もいるかもしれないが、それについてはどう思うか?

A. けんじさん回答:
・もう少し早く出したほうがよかったかもしれないが、基本的な骨子は(立候補表明時の)記者会見でも紙で配布、内容も口頭で説明した。
・内容について具体的な数値や過去の都政の状況について調査研究するのに時間がかかってしまった。
・現場を視察したり、ブラック企業のプロジェクトチームや女性の人権の全国ネットワークの集まりに出席したり、都民のみなさんと2回にわたって希望の政策フォーラムを開かせてもらい、そこで貴重な提言等もあったので、そういう取り組みの中で出された意見を反映して作るために時間がかかった。
・結果、より豊富な政策になってきているのではないかと思う。

・ほかの候補者が骨子ですら出していないことについては、個人的には残念に思う。
・都知事になったらさまざまな課題があり、それについて候補者がどう考えているのかについて、都民のみなさんも関心を持っておられるのではないかと思うので、できるだけ早く政策を公開していただき、できるならいろいろな公開の場で討論していきたい。


Q. 新聞赤旗さん:消費税増税になったら、公共料金の値上げは行なわないということだが、増税分を上乗せしないということか。増税分を上乗せしないなら、その分はどうするつもりか。

A. けんじさん回答:
・消費税増税には私は反対している。
・しかし、今の政府の考え方は4月から5%から8%に増税するという方針のようなので、そうなった場合は、都営交通の公共料金も3%上乗せされる。
・上乗せされた増税分については、都が負担をして、都民のみなさんの生活に消費税増税のしわよせが行かないようにしたい。
・過去にもこういう措置をとったことがあると聞いている。私が知事になったら、都営交通については現行の料金を維持する。


Q. 日経新聞さん:都知事選の投票率の見通しについてどう思うか?本来どういう形が望ましいのか?

A. けんじさん回答:
・望ましいのは、都知事選に多くの人に関心を持ってもらって、投票に行ってもらうこと。
・先日行なわれた名護市長選挙では投票率は75%くらいとたいへん高い投票率だった。
・前回の都知事選のときは60%くらいで、その前の都知事選よりは高くなっているが、前回は同時に国政選挙も行なわれたということが影響しているのではないか。今回は国政選挙とは重ならないので、投票率低下はありえるのではないかと心配している。
・前回でも400万人の人は投票してない。前回投票されなかった方にも、1票で都政を変えられるということを訴えて投票率を上げたいと思っている。
・選挙期間中も、候補者どうしの公開討論会を呼びかけていきたい。
・私たちの陣営でも、選挙に関心を持っていただけるような働きかけをずっとやっていきたい。


Q. 読売新聞さん:金がかかりそうな政策が多いが、財源はどうやって確保するつもりか?

A. けんじさん回答:
・東京都の一般会計は6兆円、特別会計等が6兆円、全部合わせれば12兆円。スウェーデンの国家予算に匹敵する。
・国は1000兆円くらいの赤字を抱えているようだが、東京都は幸い、健全財政で、東京都にはわずかな赤字しかない。自由に使えるお金も備蓄されている。
・例えば、アクションプラグラム2013を見てみると、大型開発に8380億円(全財源の31.3%)使う予算を立てているとなっている。これに対し、高齢者対策にはわずか3%、少子化対策に2.4%。こういう予算の割り振りを少しだけ変えるだけでも可能。

・こうした政策は経済と無関係ではない。保育園を作るためには保育園を建てる人が必要であるし、保育士も必要となり、新たな雇用が生まれる。介護を充実させようと思ったら、介護でも雇用生まれる。
・社会保障というのはほとんど消費されるので、福祉の充実というのは内需の拡大につながる。
・都営住宅の建設にも新たな雇用が生み出される。耐震化工事や不燃化工事、老朽化施設の補修などの震災対策も新たな雇用を生む。これらも全て、内需の拡大につながっていく政策。
・再生可能エネルギーの普及も新たな雇用を生み出す。
・全体として働いている人の賃金を上げることが経済の活性化に非常に重要だと思っている。デフレの原因はそこにある。

・平均賃金が高かったのは、1997年(467万円)をピークに毎年下がってきて、2012年は408万まで下がっている。
・労働者全体の取り分は1997年と比較して25兆円減っている一方で、GDPは僅かながら上がっている。つまり、富の創出は上がっているのに、労働者への配分が減っている。
・25兆円がどこへ行ったかと言うと、株主配当や企業経営者の収入、会社の内部留保などにまわっていて、これらは約10年間で10倍くらいになっている。
・年収5千万を超える高額所得者がこの10年間で3倍に増えている。ワーキングプアが増えたとか、国民生活が苦しくなったということだけではなくて、金持ちがめちゃくちゃ増えている。もっと問題にしないといけない。

・サラ金運動やっていたとき、サラ金の金利が高すぎるから下げなきゃいけないと、与党の国会議員を説得する材料に国税庁が発表する高額納税者の一覧表を持っていったのだが、高額納税者ベスト10に必ずサラ金のオーナーが入っている。こんなに金が儲かっているのにもっと金利を下げるべきじゃないか、もっと下げても経営は大丈夫なんじゃないかと説得してまわっていた。
・ところが、2005年か6年から高額所得者の一覧表の発表を国税庁は中止。貧困と格差がどんどん広がっているのではないか。
・年収200万円以下の人が1000万人を超えていて、ブラック企業は増える、過労死、過労自殺は増える、こんな状況下で年収5000万超える高額所得者がめちゃくちゃ増えてる、こんなことは頭に来る。こういう問題を隠蔽しているのではないかと思わざるをえないくらいの問題。

・しかも高額所得者に対する所得税の累進課税はずっと下がってきている。1980年の累進課税は75%だったが、今は40%にまで下がっている。前回の3%から5%への消費税増税時に法人税と所得税の税率は下がっている。こういうことを経団連が要求している。
・税収が減った、かたや、少子高齢化で社会福祉にお金が必要になっている、だから消費税増税だという考え方自体が非常に単純だし、問題だと思う。
・消費税増税というのは、低所得者の人は全部生活費に回すので、全部課税されてしまう。年収5000万を超える人は全部消費はしないので、一部しか課税されない。消費税とは非常に逆進性が強い課税である。

・日本では1400兆円くらい個人金融資産があり、不動産も合わせると8000兆円の個人資産がある。ここに1%の富裕税をかけるだけで80兆円の税収が生まれる。しかも、そういう人たちの金融資産というのは貯金してほとんど市場にまわらないから、経済的には(そのままだと)意味がないわけで、そういう税収の手当も考えられる。
・今の国税収入というのは、消費税と所得税と法人税合わせて40兆円くらい。半分は国債を発行してまかなっていて、足りなければ政府は消費税をどんどん上げていくということだが、実は1988年、消費税3%導入の直前の所得税と法人税の水準に戻せば、60兆円の税収が増える。こういう可能性も検討してみるべきではないか。
・税制全体のあり方を考えるべきである。

・貧困と格差をなくすための重要な政策としては、富裕層に課税を強化して、社会保障という制度を通じて、所得の再分配をやらないと、貧困と格差はなくならない。
・政府の政策自体が、貧困と格差をどんどん拡大しており、それによって内需の拡大が阻まれるのでデフレを強化している。
・こうした経済政策には本当は国に取り組んでもらいたいが、東京都としてできることは、そういう社会保障の改悪、消費税増税が都民の生活にしわよせがいかないように、都の財政で支援をしていく。その1つが公共料金は維持していくという考え方である。


Q. IWJさん:細川さん一本化しろという声もあり、細川さんがリベラルだと捉える報道もあるが、細川さん路線で反戦争、反改憲が実現できるだろうか?

A. けんじさん回答:
・私たちも脱原発を掲げていて、小泉さん、細川さん陣営が脱原発で戦い、脱原発の問題意識が都民の間で広がるのは歓迎している。
・一部の市民運動をしている方から一本化の話が出てきていたが、都政の中ではさまざまな問題がある。とりわけ、憲法9条改正の問題、特定秘密保護法の問題、これらは非常に重要課題だと思う。
・憲法9条改正の問題、特定秘密保護法の問題について細川さんは何も語られていない。小泉さんもどう思っているかわからない。
・ただ、小泉さんは貧困と格差を広げた人だと思っている。小泉さんが総理大臣だったときに一番市場原理主義的な政策がとられて、派遣労働が拡大し、貧困と格差が広がった。年越し派遣村を生み出した張本人だとも言える。
・それらの点についてどういうすり合わせをされているのか、とりわけ、改憲阻止、秘密保護法案に対して、このへんに関しては、私からは決めつけることはできないので、むしろその点については、(ジャーナリストのみなさんには)細川さんの対応を明らかにしていただきたい。


Q. 週刊金曜日さん:都独自の自体では富裕層への課税を考えているのか? 脱原発については、新潟の泉田知事をはじめ全国の自治体首長さんと連携して取り組んでいくことについては考えているか?

A. けんじさん回答:
・富裕層への都独自の課税が可能かどうかは、十分検討しきれていない。可能であれば検討しなけらばいけないと思っている。

・脱原発の取り組みについては、全国の脱原発を目指す地方自治体との連携は強化したい。
・地方自治体独自の取り組みがたくさんあることは私は知っているが、首都東京がそういう発信をするということは、これまで取り組まれてきた脱原発の首長さんたちの運動を大いに励ますことになると思う。


Q. 共同通信さん:具体的に有権者の方と話して生まれた政策はどれか?告示後に向けて、選挙戦での課題は?

A. けんじさん回答:
・政策集の6番目「女性の意見が反映され、人権が尊重される東京に」で「副知事1人を女性(知事に任命権がある)とし、東京都の審議会や管理職に女性を登用する」とした。
・これは先日、女性と人権ネットワークのフォーラムに出て、女性団体のみなさんから、男女平等に関する世界的な調査では日本は130何カ国のうち105位、男女不平等の筆頭に近くになっているとうかがって、東京都としては、上記の政策を通じて男女格差の解消に取り組む。
・公契約条例で、東京都が発注する公共事業において、受注する企業が男女平等を確立しているかどうかも取引要件にしていいきたい。

・「(5) だれもが安心して医療を受けられる東京をつくりだす」というところに「子宮頸ガンワクチンについては、深刻な副作用の報告があることを踏まえ、副作用の実態を調査し、予防原則に基づいて対策を講じます。」とした。具体的な生々しい話を聞かせていただいたので、これを政策に入れた。
・実はこれは、IWJの岩上さんのイベントに出席する機会があり、子宮頸がんワクチンの副作用被害者の母親が持参したお子さんの動画を見た。水俣病患者と非常によく似ている。
・子宮頸がんワクチンについては副作用の原因究明ができるまで中止すべき。副作用被害者の保障をしていかないといけない。
・今のところ、因果関係が解明されていないということだが、全国で同様の副作用が発生していると聞いている。接種を続けるという向きもあるが、これには断固反対しないといけない。
・放射線被曝の問題もそうだが、水俣病もメチル水銀が蓄積した魚を少しずつ食べて蓄積して発症したが、発症してからでは遅く、もう手遅れである。発症する可能性があるときは、その可能性を排除する(=予防原則)というのが賢明なやり方である。

・いろんなところで話を聞くのは非常に重要だということを改めて確認した。
・都知事になったあとも、私は都庁舎に閉じこもっている知事にはならない。都内各所に行って、住民と対話集会を重ねる。そうでないと生の都民の声を聞くことができない。
・今回、対話集会を重ねたことでいろんなヒントやアイディアをたくさんもらった。選挙戦のためだけにやるのではなくて、知事になった後も対話集会をやる必要があると思う。
・膝を付きあわせて住民と話をして、都民の声に耳を傾けて、その声を都政に反映していくのが都知事の役割だと確信した。

・選対の課題は、前回も仲間ががんばってくれたが、ある意味内輪ノリだった感がある。関心のない都民にどうやって関心を持ってもらうのが課題。まわりに一回り二回りと広げていけるかというのが重要な課題で問題意識をみんな持っている。


Q. 東京新聞さん:国立競技場について確認だが、今の案を小さくするのか? それとももとの競技場を直すという意味か?

A. けんじさん回答:
・基本的には今の競技場を修理すれば十分対応できるのではないかと思っている。
・現行の案では、8万人収容するような巨大ないれものを作るつもりのようだが、オリンピック後が大変である。8万人が集まるイベントはどういうものが考えられるかというと、今のところ考えられるのは嵐のコンサートとAKBのコンサートくらいのもの。そうすると、何千億円もかけて作ったようなものが赤字経営になってしまう。
・今の構想だと、8万の席を常設することになっているが、ロンドンオリンピックのときは、半分以上の席が仮設のベンチを作り、終了後に取り払った。そういうことをやっているほかの開催地のことも考えて、バカでかい入れ物をつくりゃあいいというもんじゃない。作った後どうするのか? これでは予算だけ使ってあとは赤字になる。今のメインスタジアムを見て、これを補修すれば十分だという感想を持った。
・政策集では、「コンパクトで、シンプルで、エコロジー重視の大会をめざします。都民の税金を無駄に使わず、自然・生態系を損なわず、大型開発を行わないようにします。―新国立競技場については、規模・経費・安全・景観の観点から、新設案を見直し、現競技場の改築案も検討するよう要請します。―オリンピックの財政は透明にし、都民に情報を公開します。」としている。


Q. 朝日新聞さん:前回の選挙時の政策集の中にはあったが排除したもの、または大きく加わったものはあるか?

A. けんじさん回答:
・前回の選挙で掲げた基本政策は引き継いでいる。
・大枠で重要項目として入れたのは、防災、当時は招致が決まっておらず新たに招致が決まった東京オリンピック、新たに起こった猪瀬さんの金の問題については新たに取り入れている。


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質問を聞いていて、「投票に行く重要性を伝え、各候補者の政策をわかりやすく伝え、有権者に考える材料を与えれば投票率は上がる。そうやって投票率上げるのは、報道機関の役割では?投票率の予測ばかりだから、投票に行く人が減るのでは?」(ちょっと怒)と私は思ってしまったのですが、宇都宮けんじさんは穏やかに、聞かれたことに対する考えと、投票率を上げるために、自分たちがやろうと思っていることを答えていて、ちょっと怒った自分を反省しました。けんじさんは、私たち普通の人間の目線で、つらい思いをしている人の気持ちをよくわかって、一緒に怒ってくれて、一緒に一生懸命解決しようとしてくれているんだ、と、記者会見を聞いていて改めて思いました。こんな立派な人が都知事に立候補するなんて、いい時代になったなぁとうれしいです。

20140121

選挙でやっていいこと・だめなこと

2/9東京都知事選挙。宇都宮けんじさんを応援しまくりたい。ほかの地方選挙でも応援しまくりたい人がいる。その上で、何をしてよくて何はしちゃだめで、何はグレーゾーンなのか。けんじさんの後援会のメルマガより転載します↓
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6.23日の告示日以降、できること、できないこと
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23日の告示日以降は、選挙活動の期間となります。
22日までは、「希望のまち東京をつくる会」のチラシを配布するのは自由です!どんどん普及してください!
告示日以降の選挙活動について、簡単に解説します。詳しくはこちらをご覧ください
http://utsunomiyakenji.com/support/

●友人知人に無制限に投票依頼ができるのは、電話とweb(メールを除くインターネット)です。
インターネットはブログ、ホームページ、facebookやtwitter、mixiと言ったSNSなど、どれでも自由に投票の呼びかけができま す。(記事を見た人が反論できるように、ご自身の連絡先を掲示必須)
電話は自宅でかけても事務所に来てかけてもOK。

●自分たちで街頭演説をするときは ・拡声器の使用は×。肉声は○。ただし候補者名をひたすら連呼するのは×
・のぼり、横断幕などの使用は×

●チラシ、メールでの拡散は×。  選対からメールを送るのはOK。だから選対メルマガに登録してください。(転送は×) チラシは指定のもだけ(自分でつくったのは×)

要注意!やってはいけないこと
●買収・飲食物の提供  友達同士でプレゼントをあげたり、お昼ご飯をごちそうするといったレベルでも×
買収は選挙違反で最も悪質なものとされていて、当選が無効になることも。選挙にかかわる人は選挙期間中は控えてください。
●個別訪問  投票依頼だけでなく、個人演説会の案内などをして周るのも×
●有料広告
●署名運動  投票や落選を目的とした署名・署名集めは×
●気勢を張る行為  当選や落選を目的としたデモは×。車や自転車で隊列を組むのも×

ちょっと古いですか、プロジェクト99%の公職選挙法勉強会のメモも参考になったので、URLをつけておきます。
公職選挙法勉強会資料(2012年8月26日)

20140117

売ったらあかん

【旧暦12月17日 月齢 16.7 小寒 雉始雊(きじはじめてなく)】

よく行くカレーやさんのトイレに「売ったらあかん」という題の詩が貼られている。全文を覚えたくて見るたび読む。

まだ断片的にしか覚えていないが、

子どもらを 売ったらあかん

大自然を 売ったらあかん

まごころを 売ったらあかん

そして締めは、

自分を 売ったらあかん
自分を 売ったらあかん

と二回繰り返される。

初めて見たとき、この最後の二行にがーんと心を打たれた。収入を得るために自分を売っていないか?と自問するようになった。まごころを売ったらあかんぞと自分に言い聞かせるようになった。まわりの人で自分を売ってもてる人がいると胸が痛むようになった。

収入が減って「売ったらあかん」を忘れそうになっていたとき、お金を得るためにはある程度は目を瞑る必要がある、経験やスキル向上などメリットもあるのだから、というような内容の、思いやりからのオトナなアドバイスに、行動がぶれそうになった。ちょうどその頃、たまたまカレーやさんのトイレに入り、再び「自分を売ったらあかん」の文字が飛び込んできてはっとした。

売ったらあかん。全文を覚えたら清書して、部屋のどこかに貼っておきたい。

20140115

ゼロサム

【旧暦12月15日 月齢 14.7 小寒 雉始雊(きじはじめてなく)】

頂上を目指したけれど、途中までしか登れなかった。
100人仲間を探したけれど、一人しか見つからなかった。
優勝したかったけれど、入賞どまりだった。

がっかりすること? それは失敗?

一合目まででも登れたなら進歩。
きれいな景色、凛とした草木、優しい花も見ていたはず。

一人から二人になれたなら進歩。一人のときより心強い。

優勝できなくったって、記録が少しでも伸びたなら進歩だし、
そうじゃないとしても、自分よりすごい人たちと競えたことは自分を強くする。

0か100かじゃつまらない。起こっているポジティブな変化が、0.00001でもあるなら、それを喜んで、大切にして、大きく育てていけばいい。結果が100じゃないからって、そこでやめたら、それで終わりだ。楽しみながら、だんだんと目指すところへ近づけばいい。そのほうが前に進める。

20140114

ビジョンの総和

【旧暦12月14日 月齢 13.7 小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)】

未来は今を生きる人々の思い描いたビジョンの総和が可視化したもの。
そんな気がする。

いい未来を思い描く人が多くなればなるほど、未来の世の中はきっとよくなる。

だから、いい未来を具体的にはっきりと思い描きたい。自然の環の中の存在であることを認識して自然と調和し、だれもが笑って暮らせる世の中を、具体的にはっきりと思い描けばその通りになると思う。

未来のことを心配して、悲観ばかりしている人が多ければ、悲しい世の中になる。今の世の中は、あきらめている人が多すぎるから、こんなにおかしなことが起こりまくっているんじゃないか。無関心な人は、巧みに引き込んでくる悪に加担させられているかもしれない。

最近、言った通り、あるいは思った通りになることが多くて驚いている。それで、そんなふうに思うようになった。いや、アナスタシアを読んだり、霊氣や新月のデクラレーションのことを知ったりしたおかげで、最近になって意識するようになっただけで、もしかしたら前からそうだったのかもしれない。

今はまだ悲観している人や無関心な人が多いから、意識的にポジティブな未来を具体的に思い描く時間を持って、いい未来を思い描く人間の一人になることは、大切かもしれない。ポジティブに、いい未来を思い描くのは楽しいことだけど、悲しい現状を生きている人が前向きになるのは難しい。平凡に生きている自分には、それができる。だったら、できる人が意識してやったらいい。

市民の力は無限大

【旧暦12月14日 月齢 13.7 小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)】

市民の力はやっぱりすごい。

島根県で脱原発と再生可能エネルギーの普及を推進する条例「エネルギー自立地域推進基本条例」の制定を求める署名が9万3000人近く集まり、知事に直接請求するそうだ。条例制定の直接請求に必要な署名数は有権者の1/50以上(島根では1万1600人ほど)をはるかに上回っている。すごいなぁ、島根県の人たちは。

※記事はこちらをご覧ください↓
脱原発条例 生かしたい島根の民意(信濃毎日新聞1月8日付)
島根「みどりのエネ条例」制定を 請求署名9万人超提出 原発依存脱却めざす 県民連絡会(しんぶん赤旗1月8日付)

革命は常に辺境から起こるという言葉を聞いたことがある。人間関係が希薄で、金のつながりで動いているような都会よりも、自然との人との循環の中にある自分ということを認識しやすい田舎のほうが、真実に近い人が多く、つながる力も大きいのではないか。

そしてもう一つ。市民の力はやっぱりすごいと思ったこと。原発回帰のエネルギー基本計画に対するパブリックコメントが1万9000筆を超え、閣議決定を先送りすることになったという。

エネルギー計画:閣議決定を先送りへ 都知事選も影響(毎日新聞1月11日付)

都知事選の争点となることを回避する目的もある、という意見もある。それはそうかもしれないが、パブリックコメントの力も絶対に大きかったと思う。

私も書いた。そして一言でも書いてもらえたらとSNSでシェアした。私みたいなただの人が騒いで何になる?と思われる恐怖も感じたが、ノミくらいの力しかなくても何もしないゼロよりはマシだと思った。ノミくらいの力かもしれないけど、その力が巨大な力を動かす力に加わった。千里の道も一歩から。ローマは一日にしてならず。続けているうちに仲間は増えていく。小学校の教科書に出てきたスイミーだって、小さな魚がいっぱい集まって大きなまぐろを追い払ったじゃないか。たとえ小さくても続ける。一人一人の小さな行動が世界を良く変える、そう信じている。

エネルギー基本計画の問題点について

20140113

ぷちオフグリッド

【旧暦12月13日 月齢 11.7 小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)】

我が家にイチローくんがやってきてから、2カ月が経とうとしている。イチローくんは、自作ソーラーシステム第一号だ。ワークショップで教えてもらって作った。(その様子はこちら→地球のココロ:「持ち運べるソーラーシステムを作ろう!ワークショップ」を開催してみた

以来、照明と携帯電話の充電は出力20Wのイチローくん頼りで、完全にとは行かないが、ぷちオフグリッド生活の始まり始まり。毎月1000円くらい電気代が安い。照明って結構大きかったのか、と実感。先月の電気代の紙には、昨年同月と比べて64%省エネしていますと書かれていた(暖房も使っていないからだが)。

高コストで超危険な原発の電気なんか使いたくないもんね!と始めたのだが、電気代は安くなる、早く眠くなるので夜ダラダラせずに早寝早起きで健康になる、健康なので仕事の能率も上がる、といいことづくめ。オフグリッド生活、楽しいですぞ。

その後の話:20140618 電気代505円也

20140112

ぬくぬくジンジャーカフェ@麻よしやすさん

【旧暦12月12日 月齢 10.7 小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)】

吉祥寺のカフェ・麻よしやすさんで開催された「新年 ぬくぬくジンジャーカフェ」に行ってきました。

季節の野菜カレー
生姜のケーキ
生姜で辛さを調整する旬の野菜カレー(写真上)と、生姜のケーキ(写真下)、特製サモサ(写真撮るの忘れました)をいただきました。見た目にも美しくて、身体が喜ぶおいしい料理、今日もごちそうさまでした。

来月2月の精進カフェも楽しみです。

瞑想に関する誤解

【旧暦12月12日 月齢 10.7 小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)】

瞑想、と言うと、座禅を組んでじっと目をつむり、悟りを求める、というイメージしかなかった。

幼いころ、私が急にハイテンションになってきてわちゃわちゃし始めると、父が決まって、「座禅せい!」と怒り、「絶対に嫌だ!」と猛抵抗したものだった。頭を情報が暴走しはじめたから瞑想をして頭を沈めなさい、ということだったのだと思う。

日本の伝統的暮らしの本、持続可能な暮らしを紡いでいる人のエッセイ、海外にまだ残っている自然と調和した昔ながらの暮らしについて書かれた本、日本の八百万の神々の本、ヨーガの本、霊氣の本など、いろいろ読んでいたら、瞑想にもいろいろあるということがわかってきた。

頭の中を駆け巡っているさまざまな思考、「あーあれしなきゃ、これしなきゃ」、「あんな言い方してどう思われたかな」、「あれはどうしたらいいだろう」、「あれをこうしてこうやって段取りして…」、放っておくと次々現れてくるこういう思考が、出てこない状態にして、心の奥からふっと湧いてくるものや、頭のなかにふっと降りてくるものを待つ、それが瞑想なのではないか、と思ってきた。放っておくと次々に心配事ややらなきゃいけないことが溢れてくるので、脳に静かになってもらうために与えるおしごとが、マントラを唱える、写経する、呼吸を注意して聞く、といったことなのではないか。

目をつむって長時間じっとするだけが瞑想ではなくて、森の中を一、ニ、一、ニと歩いたり、川の水の音を聞いたり、炎を見つめたり、縫い物をしたり、編み物をしたり、洗い物をしながら作った人に思いを馳せたり、そういう動の瞑想というのもあるんだと思った。昔の人の生活は、歩いたり、火を眺めたり、水を組んだり、自分の着るもの・使うものを手で作ったり、毎日の中に瞑想的な時間があって、それが人間性の向上につながっていたのだと思う。瞑想は怪しげなものではなくて、現代人が便利と引き換えに忘れてしまった人間に本来あるべき日常なのだ。

そう考えると、瞑想を日々の暮らしに取り入れるのは難しいことではない。ほんの数十年前までの暮らしはそうだったのだから。瞑想的時間を意識的に作り、ふっと降りてくるもの、ふっと湧いてくるものを大切にしたい。

20140111

池に立つ鴨

【旧暦12月11日 月齢 9.7 小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)】

今朝公園に散歩に行ったら、鴨が池の上に立っていた。

池の表面に氷が張っていたのだった。ベンチで眺めていたおばあちゃんたちが、「ちょっとあんた、霜焼けになるわよ、そんな氷の上に立ってたら」と言って笑う。とぼけた様子で氷の上を歩く鴨がおかしくて私もげらげら笑う。相方も、「こんなん初めて見た」と写真を撮っている。

すると、泳いでいた鴨の中から、一羽、また一羽と、氷の上にどっこいしょっと上って歩いていく。「こうすると人間たちはおもしろいらしい」とわかってか、最初一羽だけだったのが、数分と経たないうちに五、六羽上っていた。














鴨の思いやりがうれしい朝だった。

塩麹仕込み

寺田本家さんの発芽玄米麹かむたちで塩麹仕込んでます。お塩はモンゴルの天日湖塩、お水は屋久島の縄文水です。仕込んで3日たち、ちょっとぷくぷく泡ができてました。

20140109

プライド

旅の途中で出会った素敵な人から教えてもらった本「アナスタシア」。旅から帰ってすぐに読み、以来、生き方の指針となっている。その中にプライドは死に至る大罪とある。

優越感を頼りにしていたころ、やりたいことが見つからなかった。何をしても心から楽しむことはできなかった。いつも何かを恐れていた。人付き合いもしんどかった。

あのころは、点数や順位、資格、経験など、外からの評価、言わば自分という人間の商品価値を示す商品タグみたいなものを高めることにばかり、目が向いていた。自分の商品タグの相対的高さを頼どころに生きていたと思う。心の声が聞こえてこなかった。内面は死にかけていたかもしれない。

バカにされて腹を立てたりとか、自分にはまだプライドが残っていると感じることがある。自分を本当に信じていたら、人にどう言われようが気にならないはずなのに。焦らず、たゆまず、この死に至る大罪を滅却していきたい。