20151217

クリスマスの起源

【旧暦霜月七日 大雪 鱖魚群(さけのうおむらがる)】

昨日、クリスマスがあんまり好きじゃない話を書きました
だって、そもそも、クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝う行事でしょ?

……と書こうとしたのですが、「はて、待てよ?果たして本当にそうか?」と思い、調べてみました。(注:筆者はクリスチャンではありません)

調べてみると・・・実は違ったのですね。キリストの誕生日がいつであるかには諸説あるそうで、聖書にも記述がないそうです。


ローマにもともとあった太陽崇拝の宗教の神さまの誕生日が12月25日で、これを祝う土着の行事があったことから、キリストの降誕を祝う日を12月25日とすることに決めたという説明もあります。

「誕生」と言い切れないので「降誕」(いつ降りてきたかわかんないけど、降りてきたことは確か。とりあえず降りてきたことをこの日に祝おうってこと)という言い回しになっているのでしょうね。

なんだかこの曖昧さ、日本の神仏習合とも似ていますね。白黒つけずにお互い気持ちよく過ごせるような文化にしたらいいんでない?という姿勢は、平和に通じるなぁと思いました。調べてみてよかった。おもしろかったです。

悪魔信仰だと説明しているサイトもいくつかありますが、今の人々が悪魔を祝っているわけではないので、クリスマスの喧騒に興味のない私でさえ、もともとがそういうものであったしても、いろんな要素が融合して今では本当にそうなのかよくわからないんだから別にいいんでないの?と思ったりもします。