20190625

大切なことを大切な人たちと共有するかどうかについて

かつてある人(Aさんとする)が夫婦円満の秘訣を「夫婦だからって、何だって話しているわけじゃない。なんでも共有する必要なんかない」と語っていた。何人かでカフェで話していて、生き方や社会について考えていることを家族と話すかどうかという話題になったときのこと。

私が甜菜糖(てんさい糖)を選ばない理由

身体によさそうなレシピの本で、甘味づけにてんさい糖が使われているのをたびたび見かける。そのためか、私もかつてはそうだったが、てんさい糖が砂糖のなかでは最も身体によいと思っている人も多い。

今は砂糖そのものをやめているが、砂糖を食べる人の参考になるかもしれないと思うので、私がてんさい糖は積極的には選ばない理由をいくつか挙げてみたい。

20190618

自分と相手の違いを受け入れられれば楽になる

一緒に暮らしているパートナーや家族でも、感覚も違えば、考え方も違う、全く別個の人間だという事実を、忘れがちになることは多い。

ずいぶん前のことだが、ちょっと小洒落た温泉に行ったとき、「夫がフェイスタオルで全身を拭くのが気持ち悪い」と女性がぐちをこぼしているのが聞こえてきた。一緒に来ていた女性は「わかるー!」と共感を示していた。そういうものなのか。

20190611

すきなことばー「暮らしがしごと、しごとが暮らし」

「暮らしがしごと、しごとが暮らし」―山で自然に沿った暮らしをされながらちくちくしごとをされている作家の早川ユミさんが、パートナーのてっぺいさんの父でアーティストの小野セツローさんから贈られた、河井寛次郎さんの言葉だそうだ。雑誌『天然生活』に連載されている早川ユミさんのコラムのタイトルになっていて知り、たいへん素敵な言葉だと思った。

この言葉を聞いてから、お金になっていることが仕事だと思ってしまいがちだなあとたびたび反省する。お金をもらう仕事が重なるときは重なるものだが、ないときはぱったりないもので、「今日はなんにも仕事をしなかったな」という日には少し気持ちが焦ってしまう。お金をもらってする仕事がないときは、暮らしのしごとをていねいに楽しむようにしたい。

20190604

小さい子どもに家事をお手伝いさせるのはかわいそう?

『はなちゃん12歳の台所』という本を読んで、とても感銘を受けた。

2016年の映画『はなちゃんのみそ汁』の「はなちゃん」が書いたエッセイとレシピの本。映画では5歳だったはなさんが成長して12歳のときに書いている。レシピや食についてのコラムがおもしろかっただけではなく、ユーモアもあり、自分のことも将来の目標もしっかり考えていることが伝わってきて、本当に立派な人だなあと思った。