20140201

選挙と私

選挙になると、うるさくしてすいません。

私は数年前までは、政治に無関心でした。大学2年のときに、先生に怒られても(このあたりのことは過去にブログで書きました)、選挙にいくという意味を腹では理解できなくて、新聞とか、テレビとかに流されて、たぶんなんとなくで選んでいたし、行かないこともありました。

私が政策を読んだり、本人の声を聞いたり、現場に行ったりするようになったのは、震災以降です。2011年に東日本大震災が起きて、東電の原発が爆発して、それでもすぐは気が付かなくて、しばらくしてから、自分で情報をとりにいくようになり、棄権することが生きにくい世の中をつくるのに加担しているということに気が付きました。世の中に文句はいっぱいあったけど、人のせいにしていて、自分は選挙を真剣にやっていない、そういう自分は、まだ大人になっていなかったと反省しました。

自分が棄権したり、白紙委任したりすることが、原発が爆発して自分の住むまちが汚染された、自分が将来男の子を産んだら戦争に言って人を殺してこいと自分の子に言わなければならないかもしれない、保育園が足りない、お年寄りの孤独死、働く人たちの過労死、過労自殺、税金は上がる、そういう生きにくい世の中を作るのに加担していたということに気が付きました。「騙されたあなたにも責任がある」という言葉に、ほんとにその通りだったと思いました。人任せにしないで自分の頭で考えて行動する、そういうちゃんとした大人になりたいと思いました。

そして同時に、投票するということが楽しい世の中を創る力にもなるということも、この前の参議院選挙で学びました。私は微力だけど無力じゃない。できることがたくさんある。そのことに気がついたら、政治がエキサイティングになりました(選挙自体も、テレビを見るより、ツイキャスとかUstの生中継のほうが人間性がよくわかっておもしろいし)。

だから、できることをしていきたいと思っています。
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