20140204

置き去りにしないで

福島からの避難者の声です。東京都に住む人々に脱原発を選んでほしいです。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014020490135432.html

福島の人たちは、福島の原発で作られていた電気を全然使っていなかった。使っていたのは東京に住む私たちだった。無関心だった自分をすごく情けなく思った。東京で使う電気のために、原発が作られて、それが爆発し、福島の人々は、故郷を汚染され、コミュニティが崩壊した。家族がバラバラになった人もいる。母子家庭になり生活が苦しくなった人もいる。脱原発だけでなく、脱被曝、原発事故被害者の生活再建、お母さんが働きやすい環境の整備も具体的に政策に入っていることが重要だと思う。今なお苦しんでいる人を置き去りにして、脱原発だ、再エネ拡大だ、と叫ぶのは、自分が彼らだったらと思うと私には悲しすぎる。今なお、再稼働を急ぐ原発推進派。もはや人間の心を失っているのだろうか。

宇都宮けんじさんは、
と政策の柱に掲げている。何よりもまず第一に、原発事故被害者の支援なのだ。宇都宮さんが脱原発を目指すのは、被災者、被害者の苦しみを生で見て、この人たちを助けたい、という想いからなのだ。筋金入りだと私は思う。