20140213

柵のない者の役割

私にはお金もないが、おかげで柵(しがらみ)がない。
ない、とまでは言い切れないが。
柵があって言いたいことが言えない人がいることを知った。
柵があって自ら情報弱者になっている人がいることを知った。

柵がない者の役割というものを考えるようになった。
私は自分の殻を乗り越えさえできれば何でも言える。

ヨーロッパ出身の友人は日常的に政治の話をする。
日本にはそういう雰囲気がない。
政治の話はタブーとされている感じさえする。
日本人のミュージシャンが海外のミュージシャンに
「君は何党を支持しているんだい?」と聞かれて
面食らったというエピソードも最近読んだ。

柵がない私から、政治の話をすることで
日本で政治の話をする人が一人増える。
私の自由な発言を見たまわりの人の中で、
政治の話をする人が出てくるかもしれない。
また一人、また一人を自由に話せる人が増えていく。
いつのまにか政治の話がしやすくなって、
柵がある人でも話しやすくなったりするかもしれない。

政治は暮らしと密着してる。
私の働いたお金で
国は戦闘機を買ったり、
爆弾になって落とされたり、
原発につぎ込んだり、
政府に厄介、でも、
市民には極めて重要な発言をする人の監視をしたり。
そんなことに使われたくない。

政治の話をもっと自由にできる世の中にしたい。
そのファイアスターターになりたい。