20180320

二十四節気七十二候のまとめ

日本の四季の移り変わりを暦にした二十四節氣と七十二候は、農作業など植物との関わりかただけでなく、季節に合わせて体調を整える参考になります。

二十四節氣七十二候に初めて出会ったのは『にほんのいきもの暦』(日本生態系協会・著/アノニマ・スタジオ刊)という本。写真もきれいで、植物や生きものに会いに出かけたくなります。今は文庫版も出ているようです。

にほんのいきもの暦

二十四節気七十二候を以下に一覧にまとめます。太陽の動きを基に算出されているので、日付は毎年変動します(正確な日付は『こよみのページ』などのサイトで知ることができます)。過去に1つずつ記事にしていたのですが、一覧になっていたほうが探しやすいので、一本化することにしました。お探しの七十二候にずばっとたどり着きたい方は、Ctrl+Fで検索してください(ショートカットキーはブラウザーによるかもしれませんが…)。

〈立春〉 2/4頃~2/19頃
*初候(第一候) 「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」(2/4頃~2/8頃)
→東の風が吹いて、氷を解かす頃

*次候(第ニ候) 「黄鶯睍睆(こうおんけんかんす)」(2/9頃~2/13頃)
→鶯(うぐいす)が鳴く頃
「梅にウグイス、ホーホケキョ」とは春のうぐいすは藪や茂みに隠れていることが多く、梅の木に止まっている姿はほとんど見られない。よく梅の木に大群でいるのは「めじろ押し」のメジロで、人違いならぬ、鳥違いをされることが昔から多かった。ウグイスは、秋と冬の間は「チャッチャッ」と地鳴きし、ホーホケキョと鳴くのは春と夏。ホーで息を吸って、ホケキョで吐いているという。

*末候(第三候) 「魚上氷(うおこおりにいずる)」(2/14頃~2/19頃)
→川や池に張っていた氷が解け、割れたところから魚が跳びはねるのを見かける頃

※「立春」を過ぎてから初めて吹く南風のことを「春一番」と呼ぶ。

〈雨水〉2/20頃~3/6頃
*初候(第四候) 「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」(2/20頃~2/23頃)
→雪が雨に変わり、積もった雪も雨で溶けはじめる頃
草や虫が動き始める啓蟄を前に、土づくりなどの畑仕事を本格的に再開する時期。近所の田んぼでも田起こしや、草を燃やして灰を畑に返したりといった作業が見られる。

*次候(第五候) 「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」(2/24頃~2/28頃)
→かすみがたなびき始める頃

*末候(第六候) 「草木萌動(そうもくめばえいずる)」(3/1頃~3/5頃)
→土と空気の潤いを感じて、草木の芽が動きはじめる頃

※「雨水」は、西洋占星術では魚座の季節の始まり(太陽黄経330度)。雨が降って、農業用水でもあった川に水が流れ、魚が川に戻ってきた時期とされる。

〈啓蟄〉3/6頃~3/20頃
*初候(第七候) 「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」(3/6頃~3/10頃)
→土の中に冬ごもりしていた虫たちが戸を開いて出てくる頃

*次候(第八候) 「桃始笑(ももはじめてわらう)」(3/11頃~3/15頃)
→桃のつぼみがほころび始める頃
桃の花の開花は3月の下旬から4月の上旬頃。昔の人は、花が咲くことを「笑う」と表現した。

*末候(第九候) 「菜虫化蝶(なむしちょうとかす)」(3/16頃~3/20頃)
→青虫が蝶になる頃
アブラナ科の野菜たちが、花を咲かせようと次々にトウ立ちする時期。

〈春分〉3/21頃~4/4頃
*初候(第十候) 「雀始巣(すずめはじめてすくう)」(3/21頃~3/25頃)
→すずめが巣を作り始める頃

*次候(第十一候) 「桜始開(さくらはじめてひらく)」(3/26頃~3/30頃)
→桜の花が咲き始める頃

*末候(第十二候) 「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」(3/31頃~4/4頃)
→温かい春の空気と、時折来る北からの冷たい空気がぶつかって、かみなりがとどろき始める頃。この時期の雷を「春雷」(しゅんらい)と呼ぶ。

*「春分」は、西洋占星術では牡羊座の季節の始まり(太陽黄経0度)。そして、1年のスタート。羊の子の誕生が、種まきの季節の到来を告げる時期。

〈清明〉4/5頃~4/19頃
*初候(第十三候) 「玄鳥至(つばめきたる)」(4/5頃~4/9頃)
→南の国からツバメがやってくる頃。
9月7日~22日頃の「白露」の末候に、「玄鳥去」(つばめさる)がある。ツバメは、4月初旬から9月下旬まで日本で過ごす。ツバメが去る頃は、秋の収穫の季節。ツバメの訪れは、農作業がいよいよ忙しくなる合図、ツバメの旅立ちは収穫が忙しくなる合図。

*次候(第十四候) 「鴻雁北(こうがんきたす)」(4/10頃~4/14頃)
→冬の渡り鳥の雁が北の寒い国へ帰る頃。
ガンは、北海道と東北で春と秋に飛行が見られることがほとんどで、島根県以西で見られることは極めて稀。近年は温暖化の影響で、渡りの時期にズレが見られたり、中継地点はずだった場所にずっと残ったり、数が集中し過ぎて農業にダメージが出るようになったりといった変化が見られている。マガンのほか、カリガネ、ヒクシイなどが日本に生息。

*末候(第十五候) 「虹始見(にじはじめてあらわる)」(4/15頃~4/19頃)
→雨の後に虹が見え始める頃。
11月末から12月初め、小雪の初候に「虹蔵不見」(にじかくれてみえず)がある。初冬のこの頃から虹が見えなくなり、日差しが強くなってきた仲春のこの時期に、また見えるようになる。

*「清明」は「清明浄潔」(せいめいじょうけつ)の略で、すべてが清らかで明るく、穢れ(=氣枯れ)がなく、潔いという意味。辞書には「万物に清新の気がみなぎる時節」。

〈穀雨〉4/20頃~5/4頃
*初候(第十六候) 「葭始生(あしはじめてしょうず)」(4/20頃~4/24頃)
→葦(あし・よし)が川や池の岸辺に葦が生え始める頃。
この時期の長雨は、菜の花が結実して種ができる頃の雨ということで、「菜種梅雨」とも呼ばれる。葦は水を浄化させる植物。余分な窒素やリンを養分として吸い取って、赤潮やアオコの発生を防ぐ。水中と土中の微生物のすみかとなって、水の汚れを分解し、水の流れを弱くして、汚れを堆積させる。小麦の出穂。苗代に稲の種まきをする時期。

*次候(第十七候) 「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」(4/25頃~4/29頃)
→遅霜の心配がなくなり、種まきをした稲から芽が出る頃。

*末候(第十八候) 「牡丹華(ぼたんはなさく)」(4/30頃~5/4頃)
→牡丹の花が咲く頃。

*「穀雨」は、西洋占星術では牡牛座の季節の始まり(太陽黄経30度)。牡牛が発情する季節とされた。

〈立夏〉5/5頃~5/20頃
*初候(第十九候) 「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」(5/5頃~5/10頃)
→田んぼでカエルが鳴き始める頃。

*次候(第二十候) 「蚯蚓出(みみずいずる)」(5/11頃~5/15頃)
→ミミズが地上に出てくる頃。

*末候(第二十一候) 「竹笋生(ちくじゅんしょうず・たけのこしょうず)」(5/16頃~5/20頃)
→筍(たけのこ)が生え始める頃。

〈小満〉5/21頃~6/5頃
*初候(第二十ニ候) 「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」(5/21頃~5/25頃)
→絹を生み出す蚕が桑の葉を盛んに食べ始める頃。

*次候(第二十三候) 「紅花栄(べにばなさかう)」(5/26頃~5/30頃)
→紅花が満開になる頃。
紅花は、油、染料、口紅の原料などになり、かつては盛んに生産されていた。紅花の口紅は血の巡りを良くする作用があると言われている。

*末候(第二十四候) 「麦秋至(ばくしゅういたる・むぎのときいたる)」(5/31頃~6/5頃)
→麦が黄金色に実り、収穫する頃。

*「小満」は、西洋占星術では双子座の季節の始まり(太陽黄経60度)。農閑期となり、愛し合う2人が結婚式を挙げる時期とされた。

〈芒種〉6/6頃~6/20頃
*初候(第二十五候) 「蟷螂生(かまきりしょうず)」(6/6頃~6/10頃)
→カマキリの卵がふ化する頃。

*次候(第二十六候) 「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」(6/11頃~6/15頃)
→朽ちた草が蒸れて腐り、ホタルに化けて飛び始める頃。

*末候(第二十七候) 「梅子黄(うめのこきばむ)」(6/16頃~6/20頃)
→梅の実が黄色く熟す頃。

〈夏至〉6/21頃~7/6頃
*初候(第二十八候) 「乃東枯(だいとうかるる)」(6/21頃~6/26頃)
→乃東(夏枯草・ウツボグサ)が枯れる頃。

*次候(第二十九候) 「菖蒲華(しょうぶはなさく)」(6/27頃~7/1頃)
→あやめの花が咲く頃。

*末候(第三十候) 「半夏生(はんげしょう・はんげしょうず)」(7/2頃~7/6頃)
→半夏(ハンゲ)が生え始める頃。
「半夏半作」という言葉のある地方もあり、この頃までに田植えを終えていないと、収量が半減すると言われる。

*「夏至」は、西洋占星術では蟹座の季節の始まり(太陽黄経90度)。実った麦をカニのような大きなハサミで刈り取る季節。

〈小暑〉7/7頃~7/22頃
*初候(第三十一候) 「温風至(あつかぜいたる)」(7/7頃~7/11頃)
→南から湿った暑い風が吹き始める頃。

*次候(第三十ニ候) 「蓮始開(はすはじめてひらく)」(7/12頃~7/17頃)
→蓮の花が開き始める頃。

*末候(第三十三候) 「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」(7/18頃~7/22頃)
→鷹の子が飛び方を覚え、巣立ちの準備をする頃。

〈大暑〉7/23頃~8/6頃
*初候(第三十四候) 「桐始結花」(7/23頃~7/27頃)
→桐の花が咲き始める頃。

*次候(第三十五候) 「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」(7/28頃~8/1頃)
→熱気が土の水分を蒸発させて蒸し暑さが盛りになる頃。

*末候(第三十六候) 「大雨時行(たいうときどきふる)」(8/2頃~8/6頃)
→夕立などの大雨がときどき降る頃。

*「大暑」は、西洋占星術では獅子座の季節の始まり(太陽黄経120度)。麦を収穫した後の平原でライオン狩りをする季節(西暦100年頃まではヨーロッパにもライオンがいて、ローマ人やギリシア人はライオン狩りをしていたらしい)。

〈立秋〉8/7頃~8/22頃
*初候(第三十七候) 「涼風至(すずかぜいたる)」(8/7頃~8/12頃)
→ときどき涼しさを感じる風が吹き始める頃。

*次候(第三十八候) 「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」(8/13頃~8/17頃)
→ひぐらしが鳴き始める頃。

*末候(第三十九候) 「蒙霧升降(ふかききりまとう)」(8/18頃~8/22頃)
→朝夕、濃い霧が立ち始める頃。

〈処暑〉8/23頃~9/7頃
*初候(第四十候) 「棉柎開(わたのはなしべひらく)」(8/23頃~8/27頃)
→棉の花のガクが開く頃。

*次候(第四十一候) 「天地始粛(てんちはじめてさむし)」(8/28頃~9/1頃)
→天地の暑さがおさまる頃。

*末候(第四十ニ候) 「禾乃登(こくものすなわちのぼる)」(9/2頃~9/7頃)
→稲やアワ、ヒエなどの穀物が実る頃。

*「処暑」は、西洋占星術では乙女座の季節の始まり(太陽黄経150度)。乙女が麦の種をまく季節とされた。

〈白露〉9/8頃~9/22頃
*初候(第四十三候) 9/8頃~9/12頃
 「草露白(くさのつゆしろし)」
→草についた朝露が白く見える頃。

*次候(第四十四候) 9/13頃~9/17頃
「鶺鴒鳴(せきれいなく)」
→セキレイが鳴き始める頃。

*末候(第四十五候) 9/18頃~9/22頃
 「玄鳥去(つばめさる)」
→春に来たツバメが暖かい南の国へ去る頃。

〈秋分〉9/23頃~10/7頃
*初候(第四十六候)  9/23頃~9/27頃
「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」
→雷鳴が聞こえなくなる頃。

*次候(第四十七候)  9/28頃~10/2頃
「蟄虫啓戸(ちゅっちゅうこをはいす・むしかくれてとをふさぐ)」
→虫たちが冬ごもりの準備をし始める頃。

*末候(第四十八候) 10/3頃~10/7頃)
 「水始涸(みずはじめてかるる)」
→田んぼの水を抜く頃。

*「秋分」は、西洋占星術では天秤座の季節の始まり(太陽黄経180度)。

〈寒露〉10/8頃~10/22頃
*初候(第四十九候)  10/8頃~10/12頃
「鴻雁来(こうがんきたる)」
→ガンが飛来し始める頃。

*次候(第五十候) (10/13頃~10/17頃)
「菊花開(きくのはなひらく)」
→菊の花が咲き始める頃。

*末候(第五十一候) 10/18頃~10/22頃
 「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」
→コオロギが家の戸口で鳴き始める頃。

〈霜降〉10/23頃~11/6頃
*初候(第五十ニ候) 10/23頃~10/27頃
「霜始降(しもはじめてふる)」
→霜が降り始める頃。

*次候(第五十三候) 10/28頃~11/1頃
「霎時施(こさめときどきふる)」
→冷たい雨が降るごとに寒さが増す頃。

*末候(第五十四候)  11/2頃~11/6頃
「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」
→もみじや蔦が紅葉し始める頃。

*「霜降」は、西洋占星術では蠍座の季節の始まり(太陽黄経210度)。サソリなどの毒虫が現れだす時期だったらしい。

〈立冬〉11/7頃~11/21頃
*初候(第五十五候)  11/7頃~11/11頃
「山茶始開(さざんかはじめてひらく)」
→サザンカの花が咲き始める頃。

*次候(第五十六候) (11/12頃~11/16頃)
「地始凍(ちはじめてこおる)」
→地面が凍り始める頃。

*末候(第五十七候)  11/17頃~11/21頃
「金盞香(きんせんかさく)」
→スイセンの花が咲き始める頃。

〈小雪〉11/22頃~12/6頃
*初候(第五十八候)  11/22頃~11/26頃
「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
→くもり空が多くなり、陽射しが弱まって、虹を見ることが少なくなる頃。

*次候(第五十九候) 11/27頃~12/1頃)
「朔風払葉(さくふうこのはをはらう)」
→北風が木の葉を吹き払う頃。

*末候(第六十候) (12/2頃~12/6頃)
「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」
→橘の実が黄色く色づき始める頃。
橘は日本に自生する野生の柑橘類。「大和橘」は環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されており、奈良県や兵庫県などでは復活を試みるプロジェクトも始まっている。

*「小雪」は、西洋占星術では射手座の季節の始まり(太陽黄経240度)。冬に備えて弓矢で狩りをする季節。

〈大雪〉12/7頃~12/21頃
*初候(第六十一候) 12/7頃~12/11頃
 「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」
→空が塞がって本格的な冬になる頃。

*次候(第六十ニ候)  12/12頃~12/16頃
「熊蟄穴(くまあなにこもる)」
→クマが冬ごもりをする頃。

*末候(第六十三候) 12/17頃~12/21頃
「厥魚群(けつぎょむらがる・さけのうおむらがる)」
→鮭が群がり川を上る頃。

〈冬至〉12/22頃~1/5頃
*初候(第六十四候) 12/22頃~12/26頃
「乃東生(だいとうしょうず)」
→夏枯草(ウツボグサ)が生え始める頃。

*次候(第六十五候) 12/27頃~12/31頃
「麋角解(さわしかつのおつる)」
→ヘラジカの角が春に向けて生え変わる頃。

*末候(第六十六候) 1/1頃~1/5頃)
「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」
→ 雪の下で麦が芽を出す頃。

*「冬至」は、西洋占星術では山羊座の季節の始まり(太陽黄経270度)。乾季に入り、雨乞いのためにヤギを捧げる季節だったという。

〈小寒〉1/6頃~1/19頃
*初候(第六十七候)  1/6頃~1/9頃
「芹乃栄(せりすなわちさかう)」
→水辺で芹が伸び始める頃。

*次候(第六十八候) 1/10頃~1/14頃
「水泉動(すいせんうごく)」
→地中で凍っていた水が解けて、動き始める頃。

*末候(第六十九候) 1/15頃~1/19頃
「雉始雊(きじはじめてなく)」
→オスの雉が鳴き始める頃。

〈大寒〉1/20頃~2/3頃
*初候(第七十候) 1/20頃~1/24頃
「款冬華(かんとうはなさく)」
→ふきのとうがのぞく頃。

*次候(第七十一候) 1/25頃~1/29頃
「水沢腹堅(すいたくふくけん/みずさわあつくかたし)」
→沢水が凍りつめる頃、沢に氷が厚く張りつめる頃。
滝が凍ることを「氷瀑(ひょうばく)」と呼ぶ。

*末候(第七十ニ候) 1/30頃~2/3頃
「鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)」
→春の兆しを感じた鶏が、産卵のために巣ごもりする頃。
ニワトリは本来、日照時間が長くなると産卵数が多くなり(3月から6月まで)、夏から減り、秋冬は大きく減少するのが自然。光で生殖ホルモンを刺激されるため。野鳥は春しか卵を産まない(地球座「三芳の鶏の身になってもみませんか――『土に生きる』第4号を手にして(5-2)」by 野沢敏治・千葉大学名誉教授より)。夜も電気をつけたままにして、卵を産ませる養鶏場もあると聞く。一年中、値段が変わらずに卵があるということが、いかに自然に反しているか、考えさせられる。

*「大寒」は、西洋占星術では水瓶座の季節の始まり(太陽黄経300度)。降ってきた雨を水瓶に溜める

西洋占星術の星座との対応は以下の書籍を参考にしました。

スピリチュアルアロマテラピー事典: 中医と占星学から読み解く精油のメッセージ


西洋でも東洋でも、太陽の動きを基に、農事ごよみをつくって活用していたというのは、遠く離れた場所で暮らしていても、細々とした違いはあれど、やっぱり同じ人間なんだなぁと思いました。

和暦の手帖はこちらがお気に入りです。コラムが充実していて、絵も美しいです。
Lunaworks 和暦日々是好日
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