20140718

やさいのかみさま

ほぼ菜食になってからというもの、野菜料理の研究家のカノウユミコさんのレシピ本が大好きで、「菜菜ごはん」に始まり、かれこれ何冊も読ませてもらっています。

アクを邪魔者にしなかったり、クセをいかしたり、野菜に寄り添って、愛情を注いで、秘められたおいしさを引き出す調理のしかたがとても好きです。

なので、カノウユミコさんのエッセイ「やさいのかみさま」を図書館で見つけたときにはものすごくうれしくて、うきうきしながら貸出カウンターへ持って行きました。

版画の挿絵も、世界観にマッチしていて、とても素敵。食や料理、生き方などについてのエッセイと、それぞれに関連したレシピが掲載されたエッセイ集です。サンティなど、作ってみたいレシピもいっぱいでした。

やさいにはかみさまが宿っているという考え方にはすごく共感しました。野菜と向き合う姿勢がなんだか変わった気がします。ピーマンの種や、人参のヘタなど、今までぽいっと捨てていたところも、おいしく大事にいただく方法考えるようになりました。

今まではレシピしか見たことがなかったのですが、エッセイを読んでみて、やっぱりお人柄や理念が現れていたのだなぁと実感しました。カノウユミコさんのレシピがすごく好きだったので、その背後にある想いや哲学を読むことができてうれしかったです。料理は奥が深くて、人間の勉強になるなぁと改めて思いました。