20160616

お金の心配に強くなりたい、の話。

お金の心配というのがどうも苦手だ。

住民税と国保税などの請求がドカンと来るときなど、たぶん払えるんだけど、払えるかなぁ、払えたとしても食べていけなくなったらどうしよう、と不安がよぎり、食が細り気味になったり。サイレンなどの大きな物音を聞くだけで心臓がバクバクし、頭痛や立ちくらみがしたりと、「パニック障害って聞いたことはあったけど、こういうののことなのか?」と思うほどの状態になったこともあった。そのときは一時的なものですぐなんともなくなったが、これがずーっと続くのは本当にツライだろうなぁと思った。

ちなみに、そういう心身症みたいになったときには、精神科に行くのではなく(日本の精神医療は遅れていることで悪名高い)、レスキューレメディが結構効くので、お守り代わりに常備してある。

レスキューレメディ 10ml

個人差はあると思うが、わりと即効性があり、4滴ほど舌の上に落として、安静にしていると、私の場合は、30分くらいで恐怖感が安らいできて、PC作業なども少しできるくらいになる。レスキューレメディは、インパチエンス、クレマチス、チェリープラム、ロックローズ、スターオブベツレヘムという5つの植物と、水とグリセリンだけでできているレメディで、精神の不安定全般によいよう。副作用や中毒性がないのも安心で、知人にも薦めたことがあるが、今のところどの人も効果があったということだった。

お金の心配といえば、大学時代もそんなことが。経済的な理由で学費の免除申請を出していて、最初の頃は、学費の全額免除の申請が通っていたのだが、免除申請を出す人が増えたという理由で、途中から半額免除になってしまった。

親から仕送りをもらうことは不可能だったので、全額免除でないと学業が続けられない、どうしよう、となり、そのときは、全く食事を受け付けなくなった。何か食べないと、と思って、カロリーメイトみたいなものを食べてみようとしても、気持ち悪くなってしまって身体が受け付けないという感じだった(もっと自然な食べ物だったら違ったかもしれない)。学費が高くて、「食べて行けない」と思ったら、本当に食べられなくなるなんて、と自分でもびっくりした。親が国以外の公的な学生ローンを見つけてきてくれて、それでどうにか難を逃れた。

大学に入る前にも、現地に行く交通費はとてもなかったので、現地に行かずに住む場所を探さなければならず、大学生協から送られてきた資料の中で探した(当時はネットが家になかった)のだが、一番安いところでも、初期費用で44万円くらいかかった。当時、高校生だった自分は他の選択肢があるとは思いもせず、そのお金が払えないと大学に行けない、と思い込んでしまう。それで、44万円を払わないといけないけど、どこにもそんなお金がない、と思ったら、もう寝付くこともできずにうなされて、二晩ほど、のたうち回った記憶がある。

その事件は、入学金を納めに東京へ行くときに、父が一緒に来て家探しをしてくれることになり、無事に、国の学生ローン(いわゆる奨学金)の入学一時金として有利子で借りた30万円のなかから払える範囲の物件が見つかり、解決したのだった。

自分で生活費を稼ぐようになってからも、お金の心配には弱いままだ。お金の心配から、吐き気がしたり、頭が痛くなったり、強迫観念に襲われたり、というのは、高校生のときからそれほど成長していないようで、ちょっと情けなくもあるが、今は、おもろいことを言って励ましてくれる相方がいるので、少し気が楽になった。

相方:大丈夫やって! そのうち、聖母マリアの形の大根が出土してなぁ、オークションで高値で落札されるで。

tom-tom:落札されるまでに大根しなびやん? 聖母マリアじゃなくならん?

相方:すぐにオークションは始まる。世界中でニュースになるで。

そんなこと起こるのかなぁ…。二、三年したらブログでたくさん稼いで、心配させないようにしてくれる、とも。そっちのほうがまだ聖母マリアの大根よりかは可能性が高いかも。

相方:もし万一なんかあってもな、こんな暮らしやったら死なんで。どんぐり拾って、野草つんで、デザート(クサイチゴなど)もあるし。落ち穂拾いして、麦も麦茶にしたらええ。

tom-tom:お水はどうするん?

相方:公園の水つこたらええわ。

公園の水、その手があったとは。あとは、虫さんたちと仲良くなれたらよいのが...。

同じような、いや、さらに不安になるような状況でも、相方はどーんとしていて、楽観的で、本当にどうにかなってしまう。それに引き換え、私はお金の心配には本当に弱くて、「生きていくのって大変だなぁ、そこまでして生きてていいことあるんかなぁ」と弱音をはき、怯えたネズミのように丸まって、身体の不調になってしまうこともたまにある。絶対、相方みたいに楽観的でいられたほうがいいに決まってるんだけど、こればっかりは幼い頃から染み付いてきた性質で仕方がなのかもしれない。

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