20160214

立春の末候は第三候「魚上氷(うおこおりにあがる)」。割れた氷から魚が飛び出す頃

【旧暦睦月七日 立春 末候 魚上氷(うおこおりにのぼる)】

今日から七十二候は、第三候の「魚上氷(うおこおりにいずる)」。
川や池に張っていた氷が解け、割れたところから
魚がぴょんっと跳びはねるのを見かける頃になります。


写真は東京に住んでいた頃、公園の池に氷が張って、その上に鴨が立っていた様子です

香川では温かいので、氷が張ることはあまりありませんが、魚が跳びはねる姿はまだ見かけません。まだ水が冷たくて、魚さんたちも体力を温存しているのかもしれません。

魚が跳びはねる姿と言えば、
高知に行ったときに、川で魚がいっぱい跳ねている姿を見て、
朝日にキラキラ光るのがあまりにもきれいだったので、
どうにか写真に収めようとしたのを思い出しました。
結局うまく撮れませんでしたが、あの光景は今でも目に焼き付いています。

渓流釣りが解禁になるのも2月ごろ。
ヤマメやイワナが釣れ始めるようです。
春告魚と言えば、北海道ではニシン、
関東や東海地方ではメバル、
瀬戸内ではイカナゴや鰆(さわら)を指すそう。
香川では最近、コウナゴやイカナゴをスーパーでよく見かけるようになりました。
七十二候にお魚があまり出てこないのは、
地域差が大きいからかもしれません。

東から春の風が吹いて氷を解く「東風解凍」から、
次候「黄鶯睍睆」でうぐいすが鳴いて野山に春が訪れ、
そして末候の「魚氷上」に入って、川では氷の間から魚が跳ねる。
水辺にも春がやってきました。
まだまだ寒いですが、昔の人はこんなふうに、
春の訪れを感じ取っていたのですねぇ。

*追記:今日は風が強いと思ったら、春一番が吹きました。
立春を過ぎてから初めて吹く南風のことを「春一番」と呼ぶそうです。