20151122

いい夫婦の日に考える

【旧暦神在月十一日 立冬 金盞咲(きんせんかさく)】

今日(11月22日)はいい夫婦の日だそうです。

うちはお互いの自由意志とアイデンティティを尊重していて、厳密に言うと、法律上の夫婦ではありませんが、お互いを尊重し、大切にする気持ちで結ばれているパートナーどうしです。連れ合って10年ほどになります。

お互いに主従関係は好まないので、相方、連れ合い、パートナーと呼んでいます。「主人(=master)」「旦那(=patron)」という呼称も、「奥さん(奥の院にいる人)」「家内」という呼称も、お互いにしっくり来ないので(*)。最近、「相方」と呼び合っている夫婦をみかけることが多くて、実は結構みんな違和感を感じていたのかなーと思っています。(*これについては過去にも。20141127コードスイッチング

うちは両方ともフリーランスで、家のなかで仕事をしていて、離れるのは、相方が田畑に行くときと、お互いトイレに行くときくらいという感じです。友だちもお互いの共通の友だちが多くて、遊ぶときもほぼいつも一緒です。夫婦は似てくるとよく言いますが、私たちも似てきて、兄妹だと思われることもよくあります。

こんだけ長時間一緒にいて仲良く過ごせるのは、かなりなんでもとことん話し合うからかなぁと思います。食べ物のことも、環境や社会のことも、政治のことも、日常のささいなことも、なんでも話し合って、ほぼ考えは一致しているので、一緒にいてすごく楽です。ときどきぶつかり合うけど、冷静になれるまで休戦を入れながら、納得できるまで何度でも話します。そのおかげで、私もだいぶ成長できたように思います。

私は考えすぎるタチで、「奥さん」と呼ばれるのが嫌だとか言いながら、家のなかで黙々と何かを作ったり、翻訳したりして、隠れているのが好きなタイプです。それで、「私は影武者でいい」とか、「参謀的な役割が向いている」とか、相方の「創作活動の支えになれたらそれで別にいいよ」とか言っていると、相方に「tom-tomは隠れていたらもったいない!」「世界がほうっておくはずがない」と言われます。過大評価しすぎで聞いていて恥ずかしくなるんですが、こういう人がそばにいてくれると、ものすごくやれることが増える。「俺についてこい」「必ず幸せにする」的な古めかしい男子でなくて本当に良かったと思います。

相方は私に、ホームベースとでも言いますか、何があっても戻っていける場所をつくってくれているように思います。自分を幸せにするのは自分でしかないのだから、自分で望む人生を切り開いていくことが大切な学びだとはいっても、やっぱりちょっとした蔑みや妬みや心ない一言に傷ついたり、ぐらついたりしがちななかで、相方はいつも私の最大のサポーターでいてくれます。相方のおかげでまたがんばろうと思えます。

ヒビノケイコさんの以下のブログ記事を読んで、激しく「うんうん!そうなのよ!」と思いました。
成功する女性の夫の共通点は妻のファン「オレに尽くしてほしい」より「この人の才能を世の中に知ってほしい」

その結びが、
"「オレに尽くしてほしい」より、「この人に笑っていてほしい」「やりたいことをやって成功してほしい」そう思ってくれるパートナーがいることの幸せって、すごく大きいと思います。"
これ、ほんとにそう。そういう相方と出会えて本当に幸せです。親ばかな親が子どもをべたぼめするみたいに相方が超過大評価してくれるから、ほんとに何でもできるような気がしてきて、活躍の場が広がっているように思います。