20150127

秋田県産の原料100%のお味噌

【旧暦師走八日 月齢 6.6 大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)】

*English edition below*--以前、昔ながらの無添加お味噌を探していて、故郷のとなり町の平鹿町にある新山食品さんのブログを発見。横手のバザールに売っているとのことなので、今度帰省したら食べてみたい!と思っていました。

私の食べ物の好みを知った同郷の友人が親切にプレゼントしてくれて、香川にいながら珍しい秋田の味をいただく機会に恵まれました。無添加はもちろん、なんと原料は100%秋田県産。大豆も秋田県産のみ、麹の原料のお米も秋田県産のみ、お塩まで男鹿半島の塩というこだわりぶり。お水ももちろん平鹿町の天然水。秋田への愛を感じる逸品でした。一口舐めると、ふくよかな甘味が広がって、何層にも重なるような複雑なおいしさ。きりっとした塩味で米の甘みが引き立てられているのかもしれません。お味噌汁にするのがもったいない感じがして、ご飯に載せたり、おむすびに塗ったり、すっかりおかずとしていただいています。製法も平鹿町で昔から作られてきたものに則り、麹比率の多いお味噌で、大豆の2倍のお米が入っている甘めのお味噌だそう。秋田のお味噌を食べたのは初めてだったので(生まれてから大手メーカーのよくわからない味噌を食べて育ちました)、おじいちゃん・おばあちゃんの時代はこんなにおいしいお味噌を食べていたのかぁ!とうらやましく思いました。

プレゼントの箱の中には、お味噌と一緒に秋田県産のお米の麹100%の甘酒も。もったいなくてまだいただいていないのですが、絶対おいしいだろうなぁ~。この甘酒を甘みに使ったノンシュガーのマクロビスイーツができたらお取り寄せとかで人気になりそう、などと妄想が膨らみました。

味噌に醤油、納豆、豆腐と、日本の食文化に欠かせない大豆ですが、日本の大豆の自給率は平成24年度で25%。油用を含めるとさらに低く8%となっています(農林水産省調べ。金沢大地のウェブサイトより)。日本産の大豆というだけでも貴重なのに、秋田県産に絞るとさらに貴重な存在です。ちなみに、輸入大豆の約6割はアメリカ産で(平成25年)、サラダ油などの原料になる油用の大豆については、遺伝子組み換え品種もすでに輸入・使用されているそうです。遺伝子組み換えについては、健康への影響だけでなく、除草剤を使いまくるので生態系への影響、土壌の劣化なども心配です。国産の大豆を守っていくことは、健康にも環境にもマイナスな遺伝子組み換え大豆への静かで着実な対抗となると思うので、国産を選ぶ=お金で投票&支持するようにしています。ただ、国産大豆だけだと今は放射能汚染も気にしないといけないので、秋田県産なら放射能汚染がない可能性が高いのですが(ホワイトフードさんのデータを参照)、「国産」としか書かれていないとためらいます。放射性物質不検出とわかるように書いてくれるといいのですが。。。

脱線しましたが、地元の食材にこだわった名産品はまだまだ貴重な存在です。いつもお土産を探すときは、その土地で作られた原料を、その土地の作り手が作ってくれたものを探すのですが、香川でも少しずつ増えてきてうれしく思っています。金沢に遊びに行ったときも、麹菌まで金沢にしかないものにこだわった純米酒や、F1種ではなく固定種のご当地野菜にこだわった食べ物などもあってワクワクしたものでした。「お土産」は、その土地で産まれたもの、と書きますが、今では加工や販売がその土地でも、原料は海外産だったり、どこかもわからなかったり。そういうものはお土産とは言えないと思うのです。秋田で育てられたものを秋田ならではの製法で作った秋田の名産品があると知れて、とてもうれしいです。よくあるおミヤゲ品みたいに、販売元は秋田でも原料や工場が県外では、売れば売るほど、お金は県外に流出しますが、本物のお土産は売れれば売れるほど、秋田の農家さんや塩を作っている人、秋田で製造にあたっている職人さんなどにお金が届くことになり、秋田の中でお金が循環することにもつながります。それは私には持続可能で愉しいワクワクすることです。ワクワクする本物がどんどん増えていくといいなぁ。

A friend of mine kindly gave me miso purely made in Akita! Its producer, Niiyama Shokuhin, Hiraka-town, Yokote city, only uses soy beans and rice grown in Akita for their miso. Moreover, even its salt is produced in Oga peninsula. It is a genuine product made in Akita. Of course, no chemical substances are included. The taste is so nice that I hesitate to use it just for miso soup... It's rather a fine side dish. I love to eat it on rice or rice ball.