20141020

心の通ったやりとり

【旧暦長月廿七日 月齢 25.9 寒露 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり

府中にある珈琲店、南方郵便機には図書館の帰りによく寄ったものでした。サービスの珈琲をいただきながらのおしゃべりもお店へ行く楽しみでした。ある日、お店の方が本好きの私たちに、お店の名前の由来になった本を貸してくれました。サンテグジュペリの南方郵便機という本です。

南方郵便機だったかな、夜間飛行だったかな、貸してもらった本に収録されていた物語のどちらかに、職場の仲間との心の通った交流が仕事のおもしろさだというようなことが書かれていました。それだけじゃ、きっと自分は物足りないんだろうけれど、それがないと絶対にさびしいし、どっちをとるかと言われたら、きっと心の通った交流だろうなぁーと感じたのを覚えています。

フリーランスで働いていると、自由ですが孤独です。東京にいた頃は二足の草鞋で、パートタイムで出版社に勤めていて、楽しい会話や事件をみんなで解決したりといったドラマが日々あって、あまり孤独を感じずに済んだのですが、香川にやってきて、相方以外の人と話さない日も多くなっています。

必然的に、仕事の仲間とはメールのやりとりがほぼ100%になっていますが、会ったこともない人ともお菓子の話や住んでいる地域の話題で盛り上がったり、仕事以外のちょっとした話で絆ができるのが、心の潤いになっています。普段からこういうやりとりを通じて、絆を深めておくと、いざというときにふんばりが効くし、仕事の満足感が高いので、パフォーマンスが上がるような気がしています。

…というのを研究している人がいました。

New study shows we work harder when we are happy


人はHappyだと、生産性が12%上がるそうです。

返信に余計な負担をかけるので仕事の話だけに徹するように、とか、メール1件につきトピックは1つに、なんて書かれたビジネス書も多いけど、ビジネスパーソンである以前に、ニンゲンなんやから、ちょっとくらいおしゃべりしてもええんちゃうん?

相手に合わせて、仕事以外の話はしたくなさそうな人には要件だけにするようにしていますが、ニンゲンだもの、もっと仲良くなりたいなぁと思ったり。まだまだメールは修行が足りませぬ。初めてお仕事をご一緒した大先輩、ニンゲンの会話と、仕事の話をメールでするのがとても上手で、仕事だけじゃなく、そんなニンゲンの会話の面でもとても勉強になりました。