20140823

今しか見られない色

【旧暦文月廿八日 月齢 27.2 処暑 綿柎開わたのはなしべひらく

花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは

と書いたのは兼好法師でした。

立秋を過ぎ処暑へ。もみじが少しずつ赤くなり始めています。深まる秋の真っ赤になったもみじも壮観ですが、若々しい緑とにじむような夕焼け色のコントラストも今しか見られない美しさだなぁとしみじみ思いました。

立秋に見たときのもみじはこんな色でしたが、今はもっと紅が広がってきています。


まだ暑い日が続いていますが、8月の7日頃を立秋と呼び、今頃の暑さは残りの暑さに対処する時期=処暑とつけたなんて、昔の日本人はこんなふうな葉の色の変化や、肌に触れる風の感じ、天候、虫たちの声などで、秋の気配を感じていたんだなぁと思いました。旧暦のカレンダーを使いながら暮らしていると、昔の日本人の感性に敬意を覚えます。