20140604

木製便座、つくってます

製作中のコンポストトイレ用の木製便座を作っています。

参考にさせていただいたのは、「安曇野パーマカルチャー塾」の臼井健二さんという方が開発されたコチラ↓のトイレ。
【alterna】台所用コンポストがバイオトイレに変身!「使い心地も快適」

上記の記事のものはIKEAの木製便座を使っていたのですが、こちらは生産終了でした。ほかのを探したら1万円くらいするのしかなくて、「僕、つくるわぁ」と、相方が国産の天日乾燥の無垢材を使って自作しています。

材料を探しに、我が家から自転車で40分ほどの山一木材さんへ。「便座とは予想もつかなかった」と驚かれながら、いい香りのする杉の板を出してきてくださいました。「毎週ここで木工教室があるから、来たら教えてもらえるよ」と教えていただき、相方が板を担いで通っています。親切な方ばかりでたくさん手伝っていただいているそうです。

板を丸くカットしていてひびが入ってしまい、ひびが広がらないようにするためにチョウチョ型の板をはめこむことに。木工教室で、こういう対処法も教えてもらえて良かったです。ぴったりのチョウチョを作るのがなかなか難しくて、形を逆に写しとってしまったり、もう少しのところで削りすぎてしまったり…。チョウチョ3つめにしてようやくはまりました!


日没まで田んぼで草取りをして、夜中に少しずつやすりがけをコツコツしてきた相方。なんだか感動的でした。自分でやる醍醐味ですね。製作を始めてから1カ月ほどになります。田畑と平行して進めているので、ゆっくりではありますが、着実に完成に向かっています。フタもこれからつくります。

水洗トイレに慣れっこでしたが、「排泄物は一瞬で消えるけど、一体どこへいくんだろう?」と思っていたときに、図書館で「そしてウンコは空のかなたへ」という本を見つけました。パラパラと読んだだけなのでうる覚えですが、確か、いろいろな薬品を使って処理して川や海へ流し、雨になって降り、結局また上水になるというようなルポだったかと。なんだか複雑な気持ちになりました。エネルギーをたくさん使ってきれいにした水を大量に使って排泄物を流す。排泄物を処理するのに薬品を投入し、その薬品は水環境に悪影響はないのか?土に返すのが一番合理的では?と思うようになりました。

それに、どんなクスリを投与されているかも、何を食べているかわからない鶏や牛の糞は、鶏糞、牛糞として肥料にし、値段がついて売られてさえいるのだから、何を食べているか一番よくわかる自分たちの排泄物を土に返すのに抵抗を感じる必要はないんじゃないかと思いました。未熟堆肥ではなく、完熟堆肥(長期間寝かせて完全に土に分解すること)にすれば、匂いもしないし、ばい菌もありません。吉祥寺には動物の糞を堆肥化した土を前に食事をする料理店さえありました。

コンポストトイレは、微生物の働きで排泄物が速やかに分解されて匂いはしないそう。災害時や、介護などでも役立ちそうですね。

ハエが入らないようにカバーをかけたほうがいいかな?と思っています。うまくいくまで試行錯誤を重ねます。