20140601

生活の百姓

百姓=百の仕事。たくさんのさまざまな仕事するのがお百姓さんだと聞いたことがあります。

相方がこの間、自転車で走りながら、「僕は書くし、畑も田んぼもやるし、大工もやる。生活の百姓で行くよ」と言いました。私は今、虫が怖くて、ひとりで家にいられず、諸々の事情で畑にも行けず(詳細はコチラ)、相方に何でもやってもらっていて、「頼りきりですまんよ〜」と言うと、「君は見事に逃げ切ったらええ。好きな勉強しといたらええんよ。それが役割や」と言われ、だいぶ気持ちが楽になりました。

東京に住んでいた頃は、私がお母さんで、相方が息子みたいだね、と言われることもあったほどでしたが、今ではすっかり立場が逆転していて、相方が物知りのじっちゃんで私はひ弱な孫娘みたいになっています。申し訳ないと思ったり、自分が情けなく思えてくることもありますが、元気が出ないときに休ませてもらって、得意なことでカバーしてもらって、しかも見返りを要求してくることもなく、なんともありがたいことです。

相方は今、苗代の手入れ(幼い稲が草より早く成長するように草を手で取る作業)にかかりきりで、畑も草を刈らないと、と焦りながらも、日が暮れたら大工さんになっています。近くのホームセンターでFSC認証(持続可能な森林管理のもとで生産された木材に与えられる認証)のSPF材が売られているので、自転車で運べる上限の3本ずつ、ちょこちょこと買っては運び込んでいます。右脇に長い板を抱えて左手で自転車を片手運転する後ろ姿はなかなか頼もしく、こちらに来て男らしさが開花したようです。トイレの床(下の写真)も上手に張ってくれました。


次は縁側と台所の床を張る予定でしたが、どうやら、一つだけ茅葺き屋根がむき出しで天井のない部屋(正確に言うとほんの少しだけベニヤが張ってある。なんで途中でやめてあるんだろう?)からムカデが出てくるようで、早急に天井をはろうということになり、これも相方が一人でやると言っています。うーん、すごい。身体は大丈夫かなぁと不安がよぎりますが、まぁ、大丈夫と信じることにします(>_<)

正直なところ、お金があればプロにお願いできるのになぁ、プロに頼んだら早く快適な暮らしにできるんだろうけどなぁ、なんて、思ってしまうのですが、自分で手を動かして技術を身につけ、一つ一つ自分で調べることで学ぶことも大きいと言う相方。確かにそうかも。相方に実地の勉強を頑張ってもらって、私も今できる勉強を頑張って、次の段階がさらによくなるように今できることをしようと思います。